【英語】外国人に「一般事務」や「事務職」は通じない | 元 人材派遣営業の毒吐き日記

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IT人材派遣業界で営業&管理職だったが2023年3月悲願の退職!40代独身女性がFIRE目指して日々もがく日記。最高のセミリタ生活開始と思いきや無気力で何もやる気が起きん。ミッドライフクライシス?あと40年どうすんべ。口と性格が悪いのでポイズン記事にお気をつけあそばせ。

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私が勤務するビルには
結構な数の外国人が働いています。
アジア系から欧米系まで
多種多様な方々をお見かけします。
 
 
外資だかベンチャーだか
まったく知らないですが
それっぽい感じの会社名が
記載されている階で
エレベーターを降りていくので
そこいらに勤務してるんでしょう。
 
 
私がいる階には
ザ・日本企業に勤める
ザ・日本人しかいませんが
フロアの広さに対して
人口密度が高めなので
昼休みの時間帯は
トイレが激混みするんです。
 
 
貴重な休み時間に
行列してまで待つのは
非常にかったるいので
上下の階にそっと移動して
歯磨きするのがあたくしの習慣です。
 
 
ある日、いつものように
非常階段で1つ下の階へ移動し
非常口からフロアに入ったら
目の前に外国人男性が
ちょうど立っていたんです。
 
 
目が合ったのでお互い
自然に Hi! つって挨拶し
会話が始まったんです。
 
 
「アナタガ デテキタ
ソノトビラハ ナンデスカ?」
と日本語で聞かれたので、
「非常口で非常階段が
あるだけですよ~。
ほら、上見ると非常口の
緑色のサインがあるでしょう?
誰でも入れますよ~」
みたいなことを回答しました。
 
 
どうやら彼はこのビルに入っている
スタートアップ企業の社員さんで
2週間の日本出張のために
ここへやってきたそうで。
 
 
半導体を取り扱う
エンジニアだという彼に
「あなたはどんなビジネスを
しているのですか?」
と聞かれました。
「人材派遣」という日本語が
通じなかったので
英語でこう回答したわけですが・・・
 
 
My business is to dispatch employees to our clients' office.
 
 
彼は、派遣ビジネスというのは
分かったが、100%理解は
していない表情で、 
I understand but what is the resource?
としきりに繰り返すんです。
 
 
私は心の中で
「リソースの意味ってなんだっけ(汗)」
と焦りながら、何度も
office worker とか
general office job とかの、
いわゆる日本語脳から
英訳しただけの和製単語を
連発していたんですが
はたと気付いてしまったんです。
 
 
そう、「一般事務」とか
「事務職」とかいう概念は
そもそも英語圏にはなく、
その背景にある業種や
職種やポジションを
明確にしないと通じないんですね。
 
 
あらやだ私ったら、
日本語にどっぷり浸かった
ドメスティックライフが長いせいで
あれだけ勉強した英語を
すっかり忘れてしまったわと。
 
 
 
例えば、
営業事務なら「Sales Assistant」
医療事務なら「Medical Assistant」
部署内での事務全般なら
「Group Assistant at 部署名」
秘書っぽい事務業務なら
「Secretary and Administrative Support」
「Junior Scheduling Assistant」
ヘルプデスクっぽい業務なら
「Customer Service Assistant」
などなど・・・
 

英語学習 (特に英会話) において
日本語脳から英訳して発言してる
ようじゃまだまだですな...(泣)
 
 
あれだけスムーズに話せていた
自分が遠い過去のものとなって
しまった現実に愕然とした
出来事でしたが、同時に
いい気づきにもなったので
良しとしよう!
 

今年は、
今年も、
今年こそ・・・
英語を頑張ろう。