【観ることから展開されるマイ宇宙☆対話できる絵画】

365日全身マゼンタ生活❢

“アイデンティティをカラーで創造するマゼンタの魔女”、Chompoo☆ちひろです。

大好きで何度も参加している、”対話できる絵画”の画家門間由佳さんのフォーマルな個展【対話できる絵画ヴェッキオ】に行ってきました。

銀座の伽藍バーにて。↑美味しい手作りランチ付き

これは単なる絵画鑑賞ではなく、ここで起こる、心に眠るビジョンが引き出される体験が毎度本当に素晴らしいのです

対話と絵を通して経営者のビジョンを形にし続けている由佳さんは、画家ならではの視点（それは肉体の目だけでなく！）で、ものすごく多角的に、とにかくよく「観て」いる人

↑以前私が実行委員をしていた「女性のための文化祭」にお越しくださった時の貴重な “魔女ツーショット”！

この辺りの感覚が、美術史学からの流れでタロットを図像解釈学と捉えて記号を展開し言語化したり、長年のカラーセラピストの職業病的感覚で人の発言などにも色が割り当てられたりしてる私の日常的脳内と共通点を感じるところも非常に多いです。

私にとって超興味津々な画家・門間由佳さんのクリエイティブな脳の中を、そして具体⇔抽象の行き来（これは超重要なことで、私の知る優れた人はみんなこれが上手！）が超絶巧みなその思考のプロセスを覗き見できる感じがたまらないんですよね～

オーダーを受けて描かれた絵画作品と、そこに至るまでの習作もたくさん並んでいて、絵の表現の変化とともに変わりゆく依頼主の心模様まで見て取れるような場は他にないでしょう。

それは見知らぬ誰かの超個人的ストーリーであるのに、集合的無意識に訴えかける普遍的メッセージを受け取ったり、はたまた便乗して見せてもらってる通行人にすぎない私の中でも私だけの物語が綴られ始めたり…。

意味を限定し縛ってゆく「言葉」という閉じた世界を超えて、非言語の無限の自由なパワーを強く実感する瞬間！

そして、無限のパラレルワールドがたたみ込まれた宇宙から、唯一無二の意味を取り出し展開する、宇宙の縮図。

それは私が観察したから存在し始めたのです、私の宇宙の中に…

知性と感性の両方を使う、VTS（Visual Thinking Strategy）のワークも面白かった～！
そうそう、常日頃から思ってるのは、「固定された意味なんてない！」ってこと

私が【占＆カラーセラピー個人セッション】でカードの一般的な意味なんて知らないお客様にも、先入観なしの状態で、自分にはどう見えたか？と問いかけるのも、「暗記極力排除宣言❢」を掲げる講座で「テキストをすぐに見にいこうとしないでください！」「意味を覚えようとしないでください！」っていつも言ってるのもまさにこれ。

目の前にあるものをよく「観る」こと、そして観た自分に生まれた感情こそがすでに、その人にとっての一番大切な答なのだと思います

特に気に入った↑この絵は、私の中ではタロットカードの「世界」のカードでもあり、ハワイの精神性が詰まったアロハカードの中のアロハカード（＝ラッキーカード）であり、マカニ（風）でもあり、カイ（海）でもあり、アイナ（大地）でもあり、マウナ（山）でもあり、そしてその火山にはペレ（炎の女神）が住んでもいて…という感じ。

四大元素すべてが揃い、常に流動し変化し続けている完璧で偉大な自然のバランスを感じました。

呼吸を大切に、呼吸をしながら絵をじっと観ていくと、絵の中の風を感じることができ、それはまさにタロット観相法（魔術修行でよくやる、タロットの中に入り込み、その世界を感じ、その中の対象になりきり、味わうこと）のようでもありました。