NHK「グローバルヒットメーカー ジャパンアニメの革新者たち」見た | テキトーに何か言ってるブログ

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甘っちょろい戯言です^^

NHK「グローバルヒットメーカー ジャパンアニメの革新者たち」を見ました。

 

ジャパンアニメが優れてることって何だろう?

 

って考えてた。

海外アニメを見たこと無いから分からないよね・・・って考えに行き着く。

 

漫画原作でアニメ作るなら、キャラクターに動作が生まれる。

このキャラクターはどのようなクセを持って動くのか?

ストーリーを邪魔しない細かい動きもあるんだなあ~

とか見てました。

ヒトが振り向くのも何枚かカットが増えるんだなあ~とも。

 

ジャパンアニメはディテールを疎かにしないから良いのかなって。

AIに描いてもらえばいいやってことは無いと思う。

AIに描いてもらえるような作品は量産型なんだよね。

AIが再現できない表現とはなんだろう?

手描きの絵の質感?キャラクターのインパクト?その絵の中にある文化や文明?そのアニメの魂?

 

今のAIの絵ってきれいすぎるんだよねと。

手描きの持つ少し粗い面も柔らかみもAIは再現できないと思う。

でも分業制でアニメは作るから、絵のタッチは統一するところは統一しなきゃ制作に混乱をきたす。難しい~

背景とか丸みを帯びて柔らかい質感にしたいと思っても、アシスタントによって変わってしまうと同じものでも別のカットでは違うものになってしまう。

だから定規とかになってしまうのかな・・・

ま、デジタルで一個描けば量産できるけど、見る方向で形も変わる。

難しい~

 

キャラクターも宮崎アニメとかインパクト強いキャラクターがいるね!

トトロやこだまみたいなかわいいキャラや湯婆婆みたいな強烈なフォルムを持っているキャラとか。

ONE PIECEの人物はシンプルな表現だけど、フォルムに特徴があるね^^

 

その絵の中にある文化や文明、宮崎アニメは今なのか最先端なのか錯覚する文明を持ってるね!

地獄楽は謎の島に謎の文化を持っていて奇妙だったね^^

 

あとは魂を揺さぶられるか?

仲間の死をどう描くかとかで、哀しみが出てきて、同時に憎悪も出てくる。

ONE PIECEは誰も死なないから必ず逆転してくれると言う期待感があったが、エースが死んで緊張感が出てきました。

鬼滅の刃は煉獄さんが死んで、圧倒的敗北感を味わった。

敗北感が強ければ強いほど、その反動も大きくなる。

進撃の巨人は何度も絶望感を味わう。

 

また、善と悪をどう描くかも作者のオリジナリティを出す。

悪と思われた反対の立場でも、しっかりとした戦う理由があったり、なんのために争ってるんだと言う葛藤もあったり、立場の違うサブプレイヤーにどんなドラマを与えるか?

 

AIには再現できないアニメとは?

ってことで考えてたけど、神は細部に宿るみたいな、痛みを痛感したり、心から嬉しいと言う感情が湧いたり、感情に訴えかけるものは普遍的かなと思った。

 

わたくしごとですが、「初めて愛犬が死んだ」でも愛犬の長い闘病生活があって、その時が来たときは悲しいけど「よく頑張ったね」と思った。でも思い出すと涙が出そうになる。

ベタかもしれないけど、愛着が湧けば跳ね返ってくるものも大きい。

 

だからZガンダムも、長い間供にしてきたエマ中尉が死んだとき、作者はどういう気持ちだったんだろうって考える。

本当は死なせたくなかったんじゃないかなって。カミーユも道連れにしたのかなって。

 

ってくらい魂こもった作品は好きですね^^

感情揺さぶるのは死だけじゃないけど・・・

生きてて良かったっていう感動ストーリーもあるけど。

欲求と言う意味では、ドラゴンボールが強くなりたいと言う欲求を代替してる。

 

AIに感情は無いので再現できないかなって思った。

だけど、総合力かな^^