ブラタモリ「鯖街道」を見ました。
敦賀のちょっと西、若狭湾に面する小浜市。
この小浜は京都への交通の重要地点だった!
まず小浜湾の脇の川に大型船が着けられる。
そして鯖街道へ!
鯖街道とは、ひとつの力でふたつの亀裂ができたふたつの断層のことで、ざっくり、ふたつの断層がもろくなり浸食され平地が出来た。
それが熊川断層と花折断層。この交差するふたつの断層上に平坦な道ができ、起伏の少ない山道が出来上がった。
だから日本海の海の幸を一日で一大消費地・京都に運ぶことが出来た。
海産物の他に、山形の紅花や津軽のタバコも運ばれた。
海上交通でも重要だった。
また、細川晴元に京都を追われた足利義晴将軍が鯖街道の途中の朽木と言う所に住まわれた。
足利義輝も何度か御座所にした。
織田信長も金ケ崎の退き口の時、鯖街道を通って京都に撤退した。
京都では鯖寿司が名物になった。
「若狭一汐」と言う言葉があって、わずかな塩で鯖を京都に運べる優れた道ってことみたい。
断層が道になるってこの番組で口酸っぱく言ってるから断層調べたくなった^^
昔の合戦の通り道があるかなって!