さっきまでアジア大会のバドミントン女子団体戦の福島・篠谷-張殊賢・鄭雨を見てました。
バドミントンってなかなか点入らないなあとか思ってたけど、だんだんシャトルのスピード感が分かってくると、ダブルスだったからか、前衛の選手と後衛の選手では必要な能力違うかもと仮定して見始めた。
前衛の選手は細かい振りで低くスピードのある球(シャトル?)を打つ。
左右に振ったり、緩急つけたり司令塔の如く振る舞う。
後衛の選手は強いスマッシュで低くて速いシャトル(球?)を打てればいいけど、一流同士になればここではあまり決まらない。
でも後ろに下げる効果がある。
決まるのはたいてい前に落とすか、左右にスピードで押しまくる。
相手の張殊賢選手がめちゃくちゃ巧くて、常に低く速いシャトル(球?)を打つ。
それを前後左右自在に打ち分ける。
鄭雨選手もレベルが高く、基本パワーで押しまくるが、前衛のスピード勝負にも強かった。
で、張殊賢選手もパワーは無いのかなと思いきや、後ろから低くスピードのあるショット(これか!)でフワッとしたシャトルの落ち方で無く、ストーンって落ちる感じ。(イメージ伝わってるかなあ??)
とにかく駆け引きが分かるようになったため、面白く見れるようになった!
日本の福島選手と篠谷選手は横並びになることが多いから、オールマイティなのかな?と思ったけど、揺さぶるも中国チームのディフェンスがブレない。
前衛勝負では張殊賢選手に負けてしまう・・・
パワーショットで相手2人とも後ろに下げようとしても、何かミスしたのか立場逆転してる・・・
恐るべき中国チームと思った。
シングルスではパワータイプより司令塔タイプの方が強いのかな?
あくまで素人がやっとバドミントンの面白さが分かったってレベルの話で、実際はもっと高度な駆け引きが行われてると思う。
シャトルは羽根だからなかなか下に落ちない。
だからどう落とすかは大変戦略的であって技術が伴わなければいけないなと思った。
今回たまたま司令塔タイプの張殊賢選手が超巧く見えたわけです。