音楽は音を楽しむこととして消費されてる。
社会問題は十分ネットニュースで文筆家によって煽られている。
だけど著名な音楽家が何かを表明した所で、意見が対立し分断を起こすだけだと思う。
反対側の意見がファンでも無いのに消費し、誹謗中傷を加えるかもしれない。
リスクだと思う。
過去に反戦フォークが流行ったらしいけど、安田講堂事件で結局しらけ世代を生んだ。
反戦フォークはほとんど作品として後世に伝えられてない。
消費者の多くは音楽を娯楽として楽しみたいと思ってる。
社会問題は文筆家によって話し合えば良いと思う。
だがそれで何か解決してるわけではない。
結局はグレーを抱えながら生きて行かなければいけないと思う。
音楽家は社会問題を提起するよりも、苦しい思いをしてる人に聴いてもらって勇気を与えたいと思ってる人の方が多数だと思う。
勇気を与える、困難に負けない武器を与える、寄り添う。
こう言う曲の方が届きやすい。
理不尽でない人生があるのか?
人は理不尽を飲み込んで生きてる。
ちょっとは楽しい思いをさせてよと思う。
社会派音楽が選ばれないのはそう言う理由だと思う。