先物取引むずい・・・(勉強用)(江戸時代も) | テキトーに何か言ってるブログ

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甘っちょろい戯言です^^

 

 

どれだけ先に買うかわからないが、、、

 

キャベツを9月から作り始めるとする。

これを10個で1500円で12月に買うと契約する。

 

キャベツの相場が12月に10個2000円だったら500円の得。

キャベツの相場が12月に10個1000円だったら500円の損。

 

でも12月にキャベツ1個150円で計算された200円の商品を作ることは決まっていたので、もしキャベツ1個200円ならば商品は作れなくなってしまう。

 

投機的に利用するのと、計画的に商売するために利用する2種類がある。

 

 

なぜこれを勉強してるかって言えば、、、

講談社現代新書:高槻泰郎著:「大坂堂島米市場」と言う本で、いきなり大名が米の先物取引やってる話から始まったので・・・

 

俸禄米をもらう武士が、先物取引であらかじめ高値で売り注文を出し買い手がつけば、将来安泰なのかなって。

でもあまりにも高値で売ろうとしても買い手がつかなきゃ売買は不成立。

武士は凶作になりそうなら手元に置いて、豊作になりそうなら先物取引で標準価格で買い手を探すのか??

 

大名は武士に払う俸禄は一定だから年貢徴収が少ない凶作では人件費がかさばるので、政策に使う分は手元に置いて値が上がったら売るけど、豊作になりそうなら年貢徴収も多いので、先物取引で標準価格で売りたいのかな??

 

でも幕府は先物取引を制限しようと躍起になってた。

米将軍の8代将軍徳川吉宗(在位1716-1745)が凄く新田開発したいめーじだったが、1650年~1700年頃まで4代将軍徳川家綱と5代将軍徳川綱吉の時期に物凄い面積を新田開発してる。

 

徳川綱吉は浪費によって財政難になったわけでなく、新田開発で米の収量が増え、米の価格が下落したから、政策予算が組みにくくなったと推測できる。

もちろん年貢米も多いので寺社修繕などの公共工事で扶持として米を配ったかもしれない。

 

そこで出てきたのが、勘定奉行・荻原重秀。

綱吉に進言して、検地をしたり、世襲代官を改めたり、先細りを見せ始めた全国の金山銀山で貨幣不足になるためデフレを予測、佐渡金山を再生、貨幣改鋳を施した。

災害が頻発したこともあって、復興税も取った。

 

まだ勉強不足だけど、荻原重秀と大岡忠相は評価高いですね。

飛鳥新社:上念司著:「経済で読み解く日本史・江戸時代」も同時に読んでます。

この本は本当に経済の仕組みが分かりやすく書いてある。

 

まだ勉強中なので、間違いが多々あるかもしれません。。。