100分de名著、ル・ボンの「群集心理(3)」を見ました。
時の指導者や政治家が使う、「断定」と「反復」によって、群衆に刷り込まれ「感染」していく話でした。
「私は国民の先頭に立って」で同じ国民であることをアピールし、「これを必ず達成します」と結果が吟味されない「マニフェスト」を断言する。
【考察】
国民は優柔不断であったり、そのことについてよく知らない。
だから、そのことについて詳しいと匂わせる人や、断言で決めてくれる人になびいてしまうのかなって。
「決められない政治に終止符を打ちます」って言われて良いイメージを持つが、結果は国民が痛みを伴うものばかり。
話を戻して、
メディアにも言及。
「街の声」いらないよねと言う解説員の武田砂鉄さん。
そうだと思う。
結局その答えを選択してるのはメディア。
自分たちメディアは自分たちで主張しないで、責められることのない身代わり人形を立てている。
【考察】
じゃあメディアはどう主張すればいいか分からないけど・・・
賛成できる所とできない所を説明し、課題はまだあるとした方がいいのか??
意見にはグラデーションがあるけど、極論と極論の二項対立に持ち込む人は危険と考えるべきか?
塊になって意見が動けば多数決に勝てるから。
民主主義にもテクニックがあるんだなって。