FOOT×BRAIN(大迫傑) | テキトーに何か言ってるブログ

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甘っちょろい戯言です^^

FOOT×BRAINで陸上界から大迫傑さんを招いて、いろんな知見を紹介していただきました。

 

大迫傑さんは、夢を持つこと、人間力を育てること、試行錯誤することを説いていました。

 

ここからは自分が考えたことですけど、、、

 

「夢を持つこと」とは目標・目的を設定することであり、そこに向けてどう実現の道を探っていくのかが、意外と人生の醍醐味なんじゃないかなと思った。

 

陸上マラソンの場合(自分の考えですけど)、メダルを取ることが目標でも、4年後、8年後となると期間も実力も遠すぎる。

直近の試合に向けて準備する。

その時の課題設定を順位ではなく、タイムにする。

タイムもレース条件によって左右されるので、自分で克服したいことや、伸ばしたいこと、試したいことなど課題設定して、トレーニングメニューを決める。

 

大迫さんはその日、その週でひとつの課題に絞ってトレーニングしてたみたい。

選択と集中かな?

その週で同じ条件でトレーニングすれば、その効果によって、そのトレーニングが有効かどうか判断できることがポイントかも。

さらに同じ条件でもこの時は、気持ちが集中できていなかったとか、この日は疲労が出るのが早かったとか、生活面など別の要因で効果が出ないこともあると分かる狙いもあるのかな?

 

サッカーでも「考えて走る」って一時期流行ったけど、考えてる分カロリー消費は多くなるから、スタミナが切れやすい。

スタミナ切れはパフォーマンスを著しく落とす。

だから体で覚えたり、瞬時に判断できたりした方がいいと思った。

トレーニングでいろんなシチュエーションを体験し、その時々どうすれば最善か目いっぱい考え、トラップやパスなど精度が必要なら反復して体に染み込ませて、試合でこうなればこうするって瞬時に答えが出せれば理想かなって。

試合でまったく通用しなかった場合、「分厚い壁」を感じるかもしれない。

その時、落胆するのではなく、筋力の問題か?持久力の問題か?自己分析したり、監督・コーチまたはチームメイトに客観的な指摘を受けて、動きの質や、技術の幅にも伸ばすところはないか掘り起こしてみる。

 

その次なる課題に一歩踏み出せるかが重要だと大迫さんは言う。

今までの悪い癖というのも改善の余地がある。

新しい知見を得てモチベーションが上がるかもしれない。

何が正解かわからないが、追究する姿勢こそがサッカーというゲームを楽しむことができ、人間を豊かにするかしれない。

 

サッカーは降格があるので、降格してしまえばチームの財政事情が苦しくなり、選手の放出もあり、ファン離れもあるかもしれない。

ファンは何もできずにつらいかもしれないが、サッカー選手には貴重かもしれない。

プレッシャーで体をコントロールできなかった。

誰かのせいにしてしまった。

結構前から諦めてしまっていた。

いろいろな負の要素が出てくる。

チームが解体されてつらいということも。

 

そこで次の一歩を踏み出せるか?どう踏み出すか?

人間として成長のチャンスである。

自らリーダーシップをとる、あるいはリーダーを支える。

若手にアドバイスし、自分のサッカー観を正確に言語化できる。

自分の体をよく知る。

監督の期待以上の能力を発揮する、パスやトラップの精度を爆上げする。

取り組み方はそれぞれだが、心境の変化は大事にしたい。

 

大迫さんは陸上を通して、ジュニアだけでなくシニアにも浸透させたいと。

体を動かすことで健康寿命を延ばす。

サッカーはそこにボール一つ加えればいい。

使い慣れない足でボールを扱うだけで、体の操作性を上げたり、認知症防止に繋がるかもしれない。

上手くなれば楽しいし、上手い人が初心者に教えることでサッカーを互いによく知る機会を得る。

サッカーが上手い・下手はあるかもしれないが、人としての優劣を決めるものではない。

運・不運もあるから。

 

監督がチームを導く設計図を持っているが、選手をロボットのようにコントロールすると大概チーム内不和が起きると思う。

ふわふわした設計図しか持っていない監督もいるかもしれないが、選手が具体的に何をするかイメージできる設計図が良いかもしれない。

複雑であってもいい。

焦らず、課題を徐々にクリアしていけば、強いチームになるかもしれない。

そのために選手一人一人が自発的に課題に取り組める方がいい。

トレーニングで考えまくって、試合で面白いように自然といい動きができる。

そんな監督との巡りあわせが運・不運の要素かもしれない。

ただ監督は万能ではない。

相手選手のことをすべて分かってるわけではない。

相手の狙いが分からず失点することもある。

相手の狙いが分かっても、スタメンで対処が難しい時もある。

逆転の一手があるが気づかず、交代枠を使ってしまう場合もある。

シーソーゲームで監督の打つ手が難しい時もある。

怪我も予知できない。

だからベンチメンバー含めた総合力が試される。

監督の期待以上に能力爆上げはそのため。

 

ボトムアップとトップダウン両方の側面を考えた。

結局はPDCAサイクルを回すのだが、P(プラン)の中身が濃い。

プランというより準備だと思うが、試合で体が勝手に動くぐらい複雑系を瞬発系に落とし込む必要がある。

 

一ファンとして、1位、2位だった川崎フロンターレや横浜Fマリノスに、トレーニング内容やそれによってゲームにどういう効果が表れたか、それを受けてどこを見直し、どう改善して、新たなチャレンジしたかなど、羽中田昌さんが訳した「ペップ・グラウディオラ」みたいな本を出してほしい!(無理だが・・・)

マリノスは監督交代をどう乗り切ったか興味がある!

元ベガルタ仙台の監督の渡辺晋監督の著書は刺激的だったが、強いチームはどうなんだろう?って興味がわく。