「青天を衝け」第27話を見ました。
渋沢篤太夫は駿府藩で勘定組頭に抜擢されました。
徳川の家臣だった者が多く流れ着いて来ていて、禄もろくに払えないでいた。
一度は断ったが、駿府藩は新政府から貸し付けられていた太政官札で困っていた。
ざっくり新政府が金を貸すから利子とともに返せというもの。
渋沢篤太夫はしぶしぶ勘定組頭になり、合本主義を採り入れようとした。
コンパニーを作るということ。
一人一人から小さなお金を集めて大きなお金にする。
一人一人は小さな力だが集まれば大きな力となる。
それで事業を行い、始めのお金以上に利益を出す。
できたお金から集めたお金を配当金をつけて返す。
だが、商人も武士もバラバラ。
篤太夫は東京の三井のところへ訪れ、太政官札を正金に代えてくれと言った。
しかし、太政官札の信用は2割下落していて、正金は本来より2割少なくなっていた。
しめかす(肥料)を買い付けてたときに、五代才助に出会うが気づくのが遅かった。
千代とうたを駿府に呼ぶが、うたに部屋が狭いとクレーム・・・
そんな折、武士が商人と一緒に仕事をするのは馬鹿げてるとクレーム。
渋沢篤太夫は新しい世は武士も商人も関係ない。
武士はそろばんを弾くことを覚え、商人はおごらず矜持を果たす。
これに武士は川村恵十郎が、商人は萩原四郎兵衛が協力の意を示す。
みな協力しだし、商工会所は利益を出し始めた。
一方、箱館では渋沢成一郎と土方歳三はまだ戦っていた。
徳川の義のため。
でも土方歳三は敗北を悟った。
土方はここに死を決する。
だが、成一郎には生きろと。
成一郎は不満を表す。
土方は、友が生きろと言ってる。生きて日ノ本を見届ける。その方が強い。と言う。
1869年5月、箱館戦争終結。
川村恵十郎は渋沢篤太夫に説く。
戦で死にきれず流れて来たものが多い。
禄が欲しいわけではない。
徳川に義を尽くしたいから。
徳川のために何かできぬかと。
そのころ、大隈重信邸で大隈重信と伊藤博文と五代才助が会っていた。
渋沢篤太夫がフランスで4万両稼いだ事実を知り、その渋沢が徳川の駿府藩にいると驚愕。
【感想】
コンパニーの動くところは、渋沢が新政府に雇われた後、下野してからかな。
商人編を楽しみにしている^^