footballista:川端暁彦×浅野賀一著:「2050年W杯日本代表優勝プラン」の第2章「2,050年までの選手キャリア整備プラン」が知らなかったことばかりで興味深い!
でも、Jリーグのクラブ社長やJリーグの偉い人は一読して欲しいなあって内容!
選手は誰しもうまくなりたい、サッカーで稼ぎたいの二つを持ってると思う。
だから欧州で鍛えて名の知れたサッカー選手になれば、日本の比じゃないお金が入る。
しかし、そこに辿り着くにも監督に使ってもらわなければ、下手になるし、稼げない。
「0円移籍=0円の価値しかない」と言うフレーズが響いた。
監督が上層部から尻を叩かれるとき、5000万円で採った選手と0円で採った選手どちらを試合に出すかと言えば、5000万円で採った選手。
市場価値を高めて、5000万円以上の値段で売りたいから。
たとえ0円の選手が2000万円の価値になったとしても、3000万円の損になる。
こういう安く選手を採って市場価値を上げて高く売るのを、「プレイヤートレーディング」と言い、順位がどうなろうと、選手の価値さえ上がって売って利益を出せればビジネスとして成功と言う考えが、欧州にあるようだ。
欧州思考の強い若者は多いが、貴重な時間をただひたすらベンチ外にいるだけでは、市場価値も上がらないし、コンディションも上がらないから、突然試合に呼ばれても活躍できない。
これに対してJリーグが若い選手をどう育成し、クラブにお金を残して、いい所(理解ある所)に羽ばたかせるか?が課題になる。
選手の海外志向も強いと思う。
クラブも自分のクラブで活躍して欲しいと思う。
久保建英選手レベルでも、「レアルマドリードに移籍!」でもレンタルで回される。
跳び抜けた結果を出さないとトップチームにお呼びがかかるわけがないのが現実。
ベルギーのシント=トロイデンは日本人を価値があると見てくれるので、通過点としては行きやすいクラブかもしれない。
こうした日本人には伸びる価値があると見てくれるクラブと友好関係を結べればなあって思う。
1クラブに2人以上日本人を抱えてくれるクラブはその可能性が高いし、日本人同士日本語で話せるから環境面でもいいと思う。
肝心なのはJクラブと10代の選手の契約がよろしくないみたい。
あまりこの辺の契約問題に詳しくないから理解が足りないが、「C契約」と「アカデミー間の移籍禁止」が良くないみたい。
できるだけ日本で育成できたらいいけど、欧州と日本でやってるサッカーの内容が違い過ぎると、若い選手はすぐに欧州移籍を考えてしまうと思う。
まだ3章を読んで無いので、「育成プラン」は考えて無いが、マンチェスターシティと提携してる横浜Fマリノスは戦い方も欧州志向で、シティとまでは行かずとも欧州移籍事情に明るそうなので、若手選手が目指しそう。
ガンバ大阪も宮本恒靖監督がFIFAマスターを取得してるので、海外移籍に詳しそう。
そのイメージだけで、若手選手が集まりそう。
予算規模の小さいクラブはどう海外とコネクションを持つか??
はたまた国内の海外通クラブにレンタル移籍させるのがいいのか??
クラブに交渉能力が無いと、選手もクラブも泣きを見るとも。
移籍事情に詳しく無いが結構書いた。(もう閉じないと・・・)
欧州では選手は商品と見るから、選手は大変だけど市場価値を上げるために鍛えて市場価値を上げて欲しいなと思う。
Jクラブで育って、海外移籍して、出場すれば日本のファンが見れればいいなあとも思う。
日本人が視聴すれば、日本人を使ってくれるかもとも^^