「青天を衝け」#18 | テキトーに何か言ってるブログ

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甘っちょろい戯言です^^

「青天を衝け」第18話を見ました。

 

【背景】

1864年中後期、水戸藩と長州藩で動きがある。

水戸藩は武田耕雲斎を首領とした天狗党の上洛。

長州藩は禁門の変で敗れ朝敵となり、さらにイギリスら4か国にも敗れた。

 

長州藩は賠償金を政府に頼み、幕府恭順派が台頭。

高杉晋作は逃亡し、攘夷派の3家老の切腹で第一次長州征伐は戦うことなく終了。

しかし年末、高杉晋作は決起することで、また時代が動く。

 

水戸藩は天狗党が尊王攘夷の大義名分で一橋慶喜を頼るため、上洛。

途中幕府追討軍に攻められ、飢えと寒さに苦しんでいた。

一橋慶喜から投降の密使が送られ、武田耕雲斎、藤田小四郎らは投降。

一橋慶喜が同郷のよしみで罪を軽くするよう計らうが、幕府の天狗党征討総督の田沼意尊は約350人全員斬首。

 

幕府もまた、アメリカ帰りの勘定奉行:小栗上野介が14代将軍:徳川家茂に横須賀に造船所と製鉄所を造ることを進言。

フランスの協力を得ることになる。

 

 

 

【渋沢篤太夫編】

渋沢篤太夫は一橋慶喜に軍制御用掛、歩兵組立御用掛に任じられ、備中一橋領(岡山県)に向かった。

興譲館の漢学者:阪谷朗盧(さかたにろうろ)に会う。

そこで、海は開くべき、互いの利のためと告げられる。

農兵を集めるのに代官の稲垣練造に邪魔されて上手く行って無いが、興譲館で畑仕事や魚獲りなど生徒と打ち解けて、5人が一橋家に入りたいと志願。

ここで一計を案じた篤太夫は代官:稲垣練造を脅し、農兵志願者200人集めることに成功。

 

一橋慶喜に褒美をもらうが、ここで進言。

懐(お金)を整えて一橋家を強くしたいと申した。

・摂津や播磨は良米なので、価値の分かる者に高く売る。

・播磨の木綿も売り方次第で金が入る。

・備中で硝石が採れる。火薬の原料なので採掘した方がいい。

と。

篤太夫は自分は軍事より算盤に秀でている。

それでお役に立ちたいと言う。

 

一橋慶喜はやってみろと!

 

【感想】

ついに第二次長州征伐が始まりそう。

幕府没落の道へと・・・

しかし、渋沢篤太夫にとっては立身出世を成し遂げている。

農兵を集める時も、百姓にも暮らしがあると自分の過去を思い出したようだ。

上からモノを言ってもついて来ない。

百姓とも代官とも同じ目線で話ができたから、役目を果たせたと思う。

農民出身の武士の強みを活かした。

そして次は、算盤で稼ぐ方法を模索するようだ。

ついに真骨頂で楽しみ!