河出書房新社:ユヴァル・ノア・ハラリ著:「21Lesson」の「2.雇用」を読み終えました。
「2.雇用」を読み終えて、消化不良感になりました。
ハラリ氏は高度な専門知識を持つ者と無用者階級に分けられる未来を想像しています。
やはり曖昧な「消費者」。
無用者階級がベーシックインカムで生活して、それで消費するのか??
ベーシックインカムは決して生活を保障するものでなく、この金額で生活してくださいと言うもの。
自分が想像するに、アルバイトやパートでもやらないと、ただ食べて寝るだけの生活しかできない金額。
でも、アルバイトもパートも無いと思う。
ロボットによる労働者が独占してるから。
きっと”有用者”は無用者階級の人々の暴動に遭うだろうと推測する。
人間の嫉妬はそういうものだと思う。
そもそも消費が無いのに、生産したり、ロボットのエネルギーを賄ったり、メンテナンスしたり、できるお金を稼げるのか??
車とかの会社はつぶれると思う。
食って寝るだけの生活に車は無用だから。
無用者同士の強盗も多発すると思う。
治安は最悪になる。
警察は?
税金を取るより、ベーシックインカムの支払いに精一杯で、社会サービスの提供は限定的になると思う。
資本主義で、消費者の存在抜きで語っても無意味に思った。
消費者を存在させるために、雇用は必要だと思う。