好きな音楽を聴くことは
脳にとってご馳走になる
って 茂木健一郎さんが言っていた。
あぁ、ほんと
そうだよなぁ〜
入院して2クール目のシスプラチンを終えたくらいの時だったか
病院の放送設備の点検とかで
オルゴールが流れてきたことがあって
ユーミンの「守ってあげたい」
だったかな

枕をお腹に抱えながら
オルゴールの音色に合わせるように
体を前後にゆらゆら 揺らしていたら
気持ちが軽くなってきて
気持ち悪いのが少し楽になったんだった



私たちの脳には
大脳辺縁系という部分があって
その中に「扁桃体」っていう
情動を司る機関があります。
視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚の五感の信号が
その「扁桃体」に入ってくると
心地よいかそうじゃないかの信号を
自律神経を司る脳幹という部分にある「視床下部」へ伝えて
そうすると
必要な脳内神経伝達物質(セロトニンとかドーパミンとかetc.)が分泌されるのですね。
あまりにざっくりした表現ですが、細かいところはお許しを




綺麗だなぁと感じる景色を見たり
好きな色を見つめる、でも良いと思う〜
心地よいなぁと思う音楽を聴いたり
鼻歌を歌ったり
ポップスでもロックでも演歌でもアニソンでも何でも!
お花や森林の樹々の香りを嗅いだり
好きなアロマの香りでも良いネ
その時に美味しいなぁ〜と感じる食べ物を
ほんのちょっとでも良いから口にしたり
エビピラフが食べたいな〜
触りごごち最高のお気に入り毛布
にくるまってみたり
ワンちゃんや猫ちゃんをもふもふするのでも♪
こういうことって
小さな子どもたちが本能でやっていたりすることなんですょね

子どもって、凄いなぁ、
忘れているだけで、私たちだって子どもだったんだよなぁ
でもね、
音楽さえも聴きたくない時って
ありますよね、
私はありました。
入院中、ほんとに苦しくて大変だった一時期と
今回のインフルエンザで高熱にうなされて
下痢と嘔吐で大変だったとき

そういうときは
お腹を壊した時に、胃腸を休めるために絶食するのと同じなのかもしれないなぁ...
脳も、今はご馳走を食べずに休むとき
というのがきっとあるのかもしれないなぁ、
焦らずゆっくり
脳が自然に、ご馳走食べたいな
と感じるのを
待ってみても良いのかなぁ、
音楽がダメなら
綺麗な景色を、色を
柔らかくてあったかくて
安心できる肌触りを

そんな風にして
少しずつ、少〜しずつ
心地よさを
脳に感じさせてあげたいなぁ



おまけ

冬のトマト🍅
この子たちはジャムにする予定〜