ながらワーカー② | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!

今日も穏やかな良い天気

もう少ししたらお客さまが2人 
訪ねて来てくれます






自分の仕事のことは、ここのブログには
あまり書かないようにしていたのですが
今日は少しだけ書こうと思います(^^;



今は行政機関にちょっと特殊な?相談員として勤務しているのですが
以前は心理カウンセリング、パステルアート教室の二足のわらじの
小さなカウンセリングルームをしていました。


その後、色々あって
行政の相談員の仕事を平日に
その他のお休みの日をカウンセリングルームで
兼業しながら続けて来ました。

膀胱がんが初めて発覚したときも
入院期間が4〜5日でしかも平日だったことも幸いして
カウンセリングのお客様へご迷惑をお掛けする事態をなんとか避けることが出来ました。


それからは
新規のお客様をお受けしないようにしたりと
少しずつ自営の仕事をセーブして
体の様子をみながらやっていたのですが、


流石に転移したとなると
自分ひとりの個人営業、
自分に何かあったから途中でお客さまを放り出す...なんていう事態は絶対避けないといけませんから
その頃まだ通ってくださっていたクライエントさんたちを、信頼できるカウンセラーへお願いして
一旦、カウンセリングルームを閉めることにしました。



初発からは4年、転移発覚から3年
経過観察になってからは1年が経ちました。

あと2年、このまま無事に過ぎたら  
もう一度、カウンセリングの仕事を再開しようと考えていたところ
今度は、勤めている行政機関の方が
兼業禁止となってしまいました。



本来なら、3ヶ月の入院となった時点で
クビ(非常勤職員の辛いところ)だったのにもかかわらず、
温情をかけていただいて、今もこうして働くことが出来ていることを思うと
兼業出来ないなら辞めます、なんてそんなことは出来ないよなぁと思ってみたり...

週4日の勤務なので、平日の通院にも影響がないのも有り難い職場でもあります。



自分のアイデンティティは何か?と
良く思うことがあります。
相談員ではなく心理カウンセラーとして
本当は仕事をしたい自分がいるなぁ...
といつも感じます。

でも、自営になれば
自分の代わりをしてくれる同僚はいませんから
再発転移癌サバイバーとしては
どうしても二の足を踏んでしまいます。



これはでも
ながらワーカーとして働けていることだけでも、本当に幸運で有り難いことなのだから
と、思う自分もいます。


息子もまだまだ学生なので
これからお金もかかります。




あ〜、
なんだか、自分でも何をどう考えたら良いのか

このことについては
もうずっと悶々としているのですが
すぐに答えの出ないことは、一旦棚に上げておくことも大事。

いつか答えを出さないといけなくなったときに
そのタイミングで棚から勝手に落ちてくるので
その時にまた考えよう。







今日いらっしゃるお客様は
パステルアート教室の生徒さんとして
通ってくださっていたお二人です

同窓会みたいなお気持ちで
私の顔を見に来てくれるとのことで
これもまた、本当に有り難いことです。


多くの皆さんに
感謝...