私の手の甲。
両方とも日焼けしたみたいに
浅黒くなってる。
前なら夏に日焼けしても
冬の間に色が抜けて
この時期はもう白く戻ってたのになぁ、
抗がん剤治療をしていると
メラノサイトという細胞が刺激を受けて
メラニン色素の生成が亢進されてしまうのだとか。
入院して3ヶ月、そしてその後2年間
ずっと抗がん剤治療してきて、
それからも通常の10分の1の低容量で続けているのだけれど...
やっぱりこれは
色素沈着ってやつなのかな〜



なんか、キメも粗くなってるし
...

自分の手を見るたびに
ちょっとだけブルーになってしまうのです

昨日の夜、お風呂から上がって
いつものように手の甲に化粧水やら乳液やら
美容液やら!までひたすら塗り込みながら、
目の前に座ってた夫に
「この手を見ると悲しくなっちゃうんだよね
」

と言ったら、
「そんなの気にならない、気にならない、大丈夫。手が少しくらい黒くたって、命の方がうんと大事!(`・ω・´)」
と言われました...
夫は、私が膀胱がんになってから
自分の方からそのことについて触れることはほとんどありません。
入退院の手続きも
がん保険の請求手続きも
病院関係のことはすべて私がやっていて
夫が自分からそのことを話題にすることもありません。
この人はたぶん
もうコイツは大丈夫だ、
完治しているに違いない、
心配ご無用だ

って安心しきっているんだろうなぁ
と思っていたのですが。
...
なんだ、心配してくれてるんじゃん

夫にそう言われてからは
浅黒い手の甲のことも
まぁ、仕方ないよねって
すこ〜〜しだけ思えるようになりました



でも、いつか色が抜けるんだろうか



白くなりますように〜
キメがもう少し細かくなってくれますように〜

と願いを込めて
今日もせっせとケアに励もうと思います
