一時帰宅 | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!


*ちょうど3年前、2014年12月〜翌年2月まで入院治療していた時のことを、思い出しながら書いています。

膀胱がん遠隔リンパ節転移  T1N3M1
ステージ4

だけど
今は寛解しています〜




***



抗がん剤治療も、放射線治療も
土日はお休みなので、
白血球数が安定していれば
外泊許可をもらうことができました。


白血球数が安定しているといっても
抗がん剤治療と放射線治療で相当低くなってることは確かなので、
必ずマスクをしていることや、人混みの中には行かないことを約束させられます。


それでも、家に帰れることが嬉しくて〜

金曜日の朝の回診で、一時帰宅の許可をしてもらうと直ぐに
「今晩、迎えに来てね
と夫にメールしていました。



最初の頃は、体調がまぁまぁだったこともあり
帰宅すると、夫や息子のためにご飯を作ったり
洗濯したりと
いつも夫に負担をかけてしまっている分
少しでも何かやっておこう!と頑張っていました。

息子の成人式用のコートを夫や息子と一緒に買いに出かけたりもしました。
そのときはまだ体調も良くて、
自分が進行がんの入院患者なんだということが
なんだか不思議な気がしていました。



成人式が無事に終わって 
再び抗がん剤治療が始まって
その頃から体調が坂道を転がるように悪くなっていきました。


一時帰宅しても、前みたいにご飯を作ることも出来ず
ただ、寝転がってるだけだったけど
夫も息子もいつもと変わらない態度でいてくれて
そのことにとても救われていました。

夫が作ってくれた雑炊が美味しくて
病院ではぜんぜん食べられなかったのに
一人前をペロリと食べられたことが嬉しくて
泣いたなぁ〜汗



その後もどんどん体調が悪くなり
帰宅しても数時間でとんぼ返り...
ということばかりになっていったのですが、

それでも家に帰りたい。
少しでも良いから帰りたい。

と思っていたのでした。