入院生活 (放射線治療と夕方まで) | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!


今日も寒い1日でした❄️
こんな日は、温風ヒーターの前で  
コーヒー片手に
の〜んびり、まったり、ぼーっとしていたいなぁ

そんな風に過ごせることって
病気になる前は、当たり前の何でもないことでしたが、
今は
とても有り難い、幸せなことなんだと
分かります。



あ〜〜
ポカポカあったかくて
このまま寝てしまいそうだなぁ...zzz
でも、まだお弁当を詰めないと〜




***


K先生の回診が終わって少しすると
たいていライナック(放射線治療)に呼ばれます。


私が入院していたのは古い病棟の3階。
そこから新診療棟の1階までは少し距離がありました。

おまけに真冬で廊下がとても寒かったので
パジャマの上に毛糸のマントを羽織り
巻きスカートでお腹とお尻を覆って
感染予防のマスクをして行きました。

たまにうっかりしてマスクを忘れていたりすると、それに気づいた看護師さんたちが
「あっ、マスク忘れてるよ!これ使って!」
と看護師さん用の使い捨てマスクを手渡してくれましたほっこりあせる



放射線治療は待ち時間も入れて15分くらい。
 
放射線は肉眼で確認することができません。
ただ、治療の際にジジジジ...というか音がするので
きっとこんな風に私の中のがん細胞くんたちに当たってるんだ...と想像しながら
「大丈夫、怖くないよ。私と一緒にいい子に戻ろうねほっこり
と、がん細胞くんたちに向かって心の中で呟いていました。



その後、お昼まで時間はたっぷりあるし
本当はあまりウロウロしてはダメだったのですが
1階ロビーのソファーに座って
電子ピアノの自動演奏に聴き入ったり
図書室に行ってみたり
ちょっと暖かそうな日は屋上へ行って
足の筋力が弱らないようにと
ぐるぐる何周も歩いたりしていました。




*ここがその屋上です。





副作用でだんだん歩くのがやっとになってきても
歩けなくなったら大変あせる
屋上へ行ってはぐるぐる歩いて
その結果、ヘロヘロくたくたショックになってしまうので
帰りに売店へ寄っては、こっそり栄養ドリンクを飲んだりしてました(^_^;)

もちろんこのことは
K先生にも看護師さんにも、看護助手さんにも
同室の彼女たちにも
内緒です。
(話したら「無謀なことはやめなさい真顔」と叱られたかも...あせる)



そんなある日のこと。

売店で買った栄養ドリンクをベッドの上で飲んでいたところを
「ゴミは無い〜〜??」と突然やってきた
看護助手さんに見つかってしまいました。


その時の看護助手さんの
唖然とした顔を、

昨日のことのように思い出しますにやり




...


抗がん剤治療のない日は
午前中でその日の予定が終わってしまうため
お昼ご飯を食べた後は
テレビを観たり、持ってきたポータブルCDプレイヤーで音楽を聴いたり
スマホで膀胱がんの治療方法について調べたり

週に2日の入浴日には
展望風呂にNさんと一緒に行ったり。

同室の彼女たちの体調が良さそうなときは
30分〜1時間くらい女子会したりしながら
長い時間をなんとかやり過ごしていました。


彼女たちはお昼寝をしていましたが
あの頃、私はなんだか眠れなくて。


でも、まだまだ副作用も重くなく
とにかく治療を淡々と受けていこう〜
と思いながら過ごしていました。