膀胱がん 同時化学放射線治療スタート | 前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

前向いて行こう〜 膀胱がん 再発転移ステージ4 サバイバー日記

2013年11月8日に 膀胱がん 粘膜下層浸潤T1G3発覚。約1年後の2014年12月にリンパ節転移。遠隔転移ありのステージ4になっちゃったけど、同時化学放射線治療で奇跡的に寛解継続中!


入院してすぐの一時退院から戻ってきた月曜日から

さっそく抗がん剤と放射線の同時化学放射線治療がスタートしました。


私の病室は、廊下の一番奥の4人部屋。

手術のできない進行がん患者さんばかりの部屋だったので
誰かがいつも抗がん剤治療をしているような病室でした。



最初は、副作用の軽いゲムシタビン(ジェムザール)
という抗がん剤。

吐き気止めのデカドロンというステロイド剤をまずは30分ほど点滴した後
ゲムシタビンを、またまた30分近くかけて点滴します。

ゲムシタビンには血管痛の副作用がでる人もあるらしく
私も、さっそく痛みがでてきてしまったため
看護師さんに言って、針が刺さっている周辺を温めてもらいました。


その後、生理食塩水を15分ほど流して、

第一回目の抗がん剤治療は、それといった大きな副作用もなく
吐き気も全く感じることなく終わりました。



午後から放射線治療室へ呼ばれ
ライナック(リニアック)という治療器での治療を受けるために、位置合わせをしました。

放射線技師さんが二人掛かりで
みぞおちからおへその下辺りまでの部分に
マジックで線を引いていきました。
(マジックの色が下着についてしまうので、その後はいつも真っ黒でした(^_^;)  )

また、背中と頭を固定するための
発泡スチロール?でできた固定具も
私の体に合わせて調整されました。


翌日からの治療では
細長い台の上に仰向けになって寝て
まずは、みぞおち付近、次におへそ周りに放射線をかけるのですが

両方合わせてもたったの5分弱の治療で
痛くも痒くもまったくありませんでした。



こんな感じだったので

なんだ、そんなに心配することもないのかな??

と、最初の頃は思っていたのです。




翌日は、第一回目のシスプラチン点滴治療。

こちらは、前もって薬剤師さんから言われていた通り
事前に院内の売店へ行って
500ミリリットルのお茶を3本買ってきておきました。


デカドロンの吐き気止め、大量の生理食塩水?の次に
シスプラチンの点滴が始ります。

朝9時くらいからスタートして
シスプラチンの点滴が終了するのが夕方5時か6時。

その後、再び大量の生理食塩水を点滴するので
全部終わるのは、夜の8時か9時くらいになります(--〆)


その間、放射線治療室へ行く際も
食堂にご飯を食べに行く際も

ガラガラと音を立てながら
ずーっと点滴の棒がお友達。

たまに何かの拍子で点滴が詰まって落ちなくなると
ピーっと音が鳴るので
そのときは、急いで廊下を引き返し
その辺にいる看護師さんに声をかけては
直してもらっていました。


腎臓の機能が悪くなっていないかを診るためだと思うのですが
トイレに行くたびに、尿の計量もしないといけません。


心配していた吐き気の副作用も、その日はまったくなく
病院食も(あまり美味しくはないけど )
しっかり食べることができて

体的には、上々な滑り出し?でした。