前回の内容に含め忘れた、結果とはのた別の雑感的な事を少しだけ。
第6節を終えて、浦和のイトキンことMF5伊藤選手と昨季まで埼玉のエースだった神戸のFW9吉田選手が6得点で得点ランキングに並んでいます。
浦和のMF5伊藤選手は第2節の新潟戦のハットトリックを皮切りに得点を重ね、前節も2得点の大活躍。
昨季は塩越選手との絡みもあってか、今季より後ろ目でプレーしていた印象だったのが、今季はトップ下でその得点力を遺憾なく発揮しているもよう。
一方、神戸のFW9吉田選手は開幕戦の東京戦で移籍後初ゴールを決めたものの、やはりまだ連携が完成されていないのかな?という印象だったのが、前節2得点、今節ハットトリックと、ついに本領発揮といった感じ。
昨季の神戸のカルロタ・スアレス選手、開幕時は今ひとつだった連携がかみ合い始めていって最終的に得点王になったわけで、この感じと似ているなぁと思う訳です。
まだ6節ですから得点王の話は早すぎますが、昨季の13点は超えてきそうな予感だけはします。
ちなみに、昨季終了時の3強の得点は下記の通り
東京 50 1試合平均2.27
神戸 43 1試合平均1.95
浦和 32 1試合平均1.45
改めて東京の得点力の高さが目立ちますね。
そして今季、第6節までの結果が
東京 18 1試合平均3.00
神戸 16 1試合平均2.67
浦和 16 1試合平均2.67
まぁたった6試合なんで参考にもなりませんが、3チームとも得点力が際立ってます。
1試合に5得点という試合も3チームともここまでで2試合あるのも凄い事だなと…。
3強を追うチームでいうと
昨季、4位だった新潟は、攻撃の要MF17滝川選手がトレーニング中に負傷し前々節から試合には出れていない状況。
昨季、5位だった広島は怪我人が続出するなか、昨季同様、FW9上野が奮闘してはいるものの、今ひとつ攻守のバランスに欠けている印象。
そして、昨季最下位で悔しい思いをした仙台が今季は「負けないチーム」に!
現時点で2勝3分1敗、5位につけています。
大阪から移籍してきたFW13矢形選手の期待もあるなか、注目すべきは世代別代表経験で成長が著しいFW31津田選手。
特筆すべきはポストプレー、長身なのと当たり負けしない身体の強さは他チームの脅威になりそう。
まだ10代ですからね…末恐ろしい選手です。
今季よく目に留まるのは若手の選手たちの活躍かなと。
仙台のFW31津田選手もそうですが、仙台にはMF24遠藤選手もいます。
あと、目を引くのは浦和の攻撃の両翼、MF8榊原選手とMF26丹野選手、そして10代とは思えないプレーを見せてくれるMF34平川選手も。
東京は昨季、その若手たちの活躍が目立ったチームで、個人的にはやはりMF14眞城選手、DF16青木選手、FW11樋渡選手には注目しています。
広島も急遽補強されたMF27臼井選手とMF24伊藤(凜)選手は怪我人の多いなか、期待されています。
あとは、前回の投稿でも触れた大阪のMF19新井選手は今後も注目かなと。
それにしても、3強の今季の得点力は群を抜いているわけで。
20得点に届きそうなのに、他チームは10点にも届いていないという格差…。
3強はこのままの調子を維持できるのか?追従するチームが現れるのか?仙台の好調はどこまで続くのか?
楽しみの多い今季のWEリーグです!