東アジアE-1サッカー選手権2025決勝大会(韓国) 中国戦 0-0で引き分け 本大会3位決定… | .WEリーグうおっちんぐ

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きちんと「サッカーらしいサッカー」をやってくれている女子サッカーの皆さんの試合を心から楽しむブログ。

まさかの順位にまだ立ち直れませんが(涙。

 

まずは3戦目の中国戦について。

スタメンは下記の通り。

 

    中嶋 樋渡 吉田

    滝川 成宮

       北村

嶋田 高橋 石川 山本

       平尾

 

両SBのうち広島の嶋田が本職スタメン、となると右は浦和の遠藤かと思いきや、東京の山本を起用。

心配していた守備は決定的なシーンは作らせず、山本の評価は高いのではと感じました。

前半は中盤が前線に決定的なパスを出せていなかった印象。

なんというか、綺麗に決めようとし過ぎというか、考え過ぎてるような感じも?

とにかく前半は0-0で終了。

 

後半からは滝川に代えて東京の菅野が同ポジションに投入。

このあたりからボールがうまく回り始めた感じ。

とはいえ、中国のボールホルダーへの寄せの早さ、ボール自体への反応の早さは日本を上回ったいた印象。

韓国戦と同じくシュート数も中国の方が多かったもよう。

このあたりは今大会の反省点であり課題なのかも?

 

試合は終盤、CBだった浦和の高橋がFWにポジションチェンジして泥臭さを見せ、何度か惜しいシーンを作ります。

ちなみに、この時、DFが3バックになって、菅野がアンカーに下がって、4-1-2-3から3-2-2-3になっていたようで、また新しい形のフォーメーションを見せてくれたような気がします。

試合は結局、0-0で引き分けに。

 

解説もおそらく勘違いしていたと思うんだけど、私もこの時点で優勝の可能性を残しているのは日本で、韓国がチャイニーズ・タイペイ相手に4点差で勝たない限りは日本が1位で優勝と思っていました。

結局、韓国は2-0でチャイニーズ・タイペイに勝利。

この時点で勝ち点5で日本、中国、韓国が並び、得失点差で順位が決まると思っていたのが、どうやらそうじゃないらしい。

勝ち点が同点で並んだ場合、この3チーム内の総得点で順位が決まるんだとか?

 

ここまでの結果を見ると

中国vs韓国 2-2

韓国vs日本 1-1

日本vs中国 0-0

 

3チーム内の総得点数は

韓国 総得点3

中国 総得点2

日本 総得点1

 

そう、日本は今大会、3位で終了となりました…。

このルールは正直、完全にノーマークでした。

恐らく解説の方も知らなかった話し方でした。

この総得点、3チームがともに引き分けなので、実は総失点数でもありまして。

つまり、日本は3チーム内で最も失点が少なかったわけで、そういう意味でも攻撃力の課題、しかも、どちらかというと決定力というよりは、決定的なシーンを作れなかった中盤から前線への組み立てのところが課題なのかもしれません。

 

とはいえ、WEリーグファンからすると、まるでオールスター戦を見てるような顔ぶれに、3試合通してずっとワクワクしながら観戦できました。

本大会で代表デビューした選手たちもたくさんいるでしょうし、8月から開幕のWEリーグでこの悔しさをプレーにこめて欲しいですね。

なでしこの皆さん、本大会、本当にお疲れさまでした!