WEリーグ2024-2025を振り返る | .WEリーグうおっちんぐ

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きちんと「サッカーらしいサッカー」をやってくれている女子サッカーの皆さんの試合を心から楽しむブログ。

本当だったらシーズン終了直後に振り返りをやりたかったんだけど、なんか色んな意味でアツくなってた事もあって(汗)、冷めてからにしようと思っていました。

 

結果、優勝は東京。

勝ち点で並んだものの得失点差で2位の神戸。

後半戦、失速した印象の昨年女王の浦和は3位。

 

誰も得失点差で優勝が決まるとは思っていなかったでしょうね。

確かに若手の活躍が目立った東京の得点力は凄まじかった…。

得点ランキング10位内に3人の選手が入ってるくらい。

 

東京を勝ち点で並ぶほどの執念を見せた神戸も凄かった。

何しろ海外移籍した選手だけでも守護神、DF、両翼、点取り屋って…。

普通なら復活までに数年を要しそうなのに首位争いを繰り広げてました。

開幕して間もない時はあまり息が合わなかった外国人選手たちとの連携を見た時は、今年はさすがに無理だなと思ったものですが、最終的にはカルロタ・スアレス選手が得点王ですからね。

個人的にはやはり#10成宮選手と#17愛川選手がうまく得点に繋げていた印象。

あと、開幕から海外移籍したDF竹重選手の穴を埋めた#4井出選手の頑張りも目立ちましたね。

ウインターブレイクで守屋選手が抜けると、今度は右SBをやったりと。

守護神の穴は千葉から移籍した#1大熊選手が見事に埋めてくれましたしね。

 

昨年女王の浦和はAFCの疲れは言い訳にならないでしょうね。

やはり得点女王の清家選手の穴は大きかったかなと…。

とはいえ、その影響で#7高橋選手のFWとしての力がより引き出されたようですし、若きストライカーの#36藤﨑選手や、#14角田選手の成長も目をひくものがありました。

怪我で#10安藤選手と#8猶本選手を欠いていたのに、残されたメンバーで見事に戦ってました。

何しろ、東京が一度も勝てなかったのが浦和ですし。

2025-2026は女王復活が期待できるかも?

 

それにしても壮絶な首位争いで最後まで目が離せなかった2024-2025シーズンでした。

シーズンを通して感じたのは、埼玉というチームの成長と、なでしこリーグからFWを獲得した大宮がガラッと印象が変わった事でしょうか。

国内で得点力を確保しようとすると、確かになでしこリーグは格好の獲得先ですよね。

もう補強も始まっていて、怖い存在になりつつあった埼玉のエース吉田選手が神戸移籍になったのは驚きました。

また、長野の中心選手だった伊藤選手も広島移籍。

仙台は引退と退団でスタメン選手にだいぶ変化がありそうだし。

監督は監督で、神戸に元代表コーチの女性監督が就任、浦和を辞任した楠瀬監督が東京の監督に、東京を辞任した松田監督が大阪の監督に、と来季の激戦を予想させる状況に。

 

2025-2026シーズンは8月第2週末に開幕との事。

今から楽しみですね!

それまでは各チームの補強に注目しましょう!