最近モデルさんが結婚と出産を同時に報告されて話題になっていますね。
この方がたまたま報告のタイミングをまとめただけなのか、本当に出産に合わせて入籍されたのかは分かりませんが、大変なインパクトがあるのは確か。
私も現実に『生まれちゃった婚』を目の当たりにしたことがあります。
それが、あの人なのですが…
ある日、突然あの人が早退し、翌日も休暇。
何故だろう、と思っていると、直属の上司から、あの人が入籍し、さらに第一子が誕生したとの周知。
職場の人間はあの人に付き合っている女性がいることは知っていたのですが、
皆、結婚予定はもちろん、まさか子供が産まれるなんて寝耳に水状態でした。
あの人は、仲の良い先輩にも、お世話になった上司にも、もちろん私にも内緒で、
諸手続きのため、直属の上司にだけ彼女の妊娠を話していたんですね。
彼女が妊娠していることはもちろん把握しながら、産まれる直前まで籍を入れていなかったという事実に、職場全体で様々な憶測が飛び交っていました。
一般的には、妊娠が発覚して共に育てるつもりなら、頃合いを見て籍を入れ、夫婦として環境を整えてから誕生を待つのがセオリーですから、その反応は当然で、私も他の同僚たちと同じように大きな『?』を抱いていました。
後日、あの人に聞いたところによると、
『子供は彼女一人で育てるという話が出ていた』
『でも、戸籍に父親がいないのは、可哀想だから』
とか、何とか。
実際、入籍していないまま出産すると、認知やらの手続きが大変だそうですが。
あの人は気持ちとは裏腹の言葉をすらすらと話せる人なので、
直前まで周囲の人間に結婚を知られたくない、とか、別の理由があったのかも知れません。
彼の言葉の真偽は定かではないですが、
大きくなるお腹を抱えて、出産直前まで籍を入れないあの人を、奥さんはどんな気持ちで見ていたのか。
私には分かりようもありません。
ただ、それが決して望ましいもの、幸せなものではないことは、分かります。
あの人にこの質問をしたのは、私とあの人が人の道を外れた後だったのですが、
あの人の話す言葉には多分に私へのリップサービスも含まれていただろうし、あの人が本当はどんな思いで籍を入れたのかは、分からず仕舞いでした。
結婚の始まりはどうあれ、今、家族として幸せなら。
共通の知り合いから聞き及ぶ限り、あの人は幸せな家庭を築いているようです。
どうか、いつまでも。