生きていく中で、色々な出会いがあって、別れもあって。
それは友人、家族、顔見知り、どうにもうまが会わない人や、それから愛する人についても同じで。
誰かを好きになって、想いが通じあい、愛し合って、
そのままずっと愛し合えたらいいのだけれど、
何かのきっかけでうまくいかなくなって、
別れを選び、また新しい出会いを見つける。
別れてしまえば、一緒に居たときにどんなに愛し合っていても、それは結果的に人生の中で無駄な時間で、意味のないものになる。
別れてしまえば、それは最悪なことで、悪い思い出ばかりが残ってただただ消したい
過去になる。
新しい人を好きになれば、別れた相手と過ごした時間は、何の感情も伴わないただの記憶になって、そのうち忘れてしまう、というか、必要がないから思い出さなくなってしまう。
ものだと、ずっと思っていました。
でも、そうじゃないんだなと。
今まで20数年生きてきて、件の彼やそれ以外にも何人かの人を好きになって別れてを
繰り返してきましたが、
別れても、新しい人を好きになっても、何年経っても、
楽しい思い出は楽しいままで、悲しい思い出は悲しいままで。
どんなに終わり方が最悪だったとしても、
一緒に居たときに笑ったこと、ときめいたこと、愛しいと思ったことは、消えてしまうわけでも、嘘になるわけでもなくて、それはそのとき確かにあった、大切なもので。
多分、一生消したりできないものなんだなぁと。
よく聞く、恋愛における思い出の記憶方法の男女での違いを保存ファイルに例えた話だと、
女性はどんどん『上書き保存』で、新しい人を好きになれば前の人の記憶はなかったことになり、
男性はひとりひとり『名前をつけて保存』していく、らしいのですが…。
自分はどうやら後者のタイプのようです。
たくさんの思い出に埋もれながら、
上手にそれらと共存して
生きていく術を見出だしていく。
できれば、きれいな思い出だけすくいとれたらなぁ。