将来その家は 財産?それとも負の財産? | 秋田県大館市を中心に超省エネ・超快適な家造りを探求するブログ

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主にこれから家造りを始めようとしている方
家造りに興味のある方を対象に
全ては失敗しない家造りの為に

①是非とも知っていて欲しい様々な知識

②是非とも実行してほしいこと

③絶対にやっては行けないこと

などをおつたえしていきます。

【2024年 5月 26日】No1771


大館市で快適で省エネな住宅の
設計と施工をやっている
直洋建設の砂川です。

 

 

今日もご覧いただき

ありがとうございます。

 

 

何でもかんでも値上げ、値上がり

うんざり気味の昨今

 

 

食料品を中心にこの傾向はまだ続きそう汗

 

建設資材においても

コロナに突入してからこの傾向は

続いており

 

 

一時の上昇幅に比べて

緩やかになったとはいえ

まだ油断は出来ません。

 

 

それに加え

家庭向け電気代の政府補助も5月で終了し

6月の使用分(7月請求)から

電気代の支出も増え

益々家計を圧迫する事となります。

 

 

電力大手10社の6月使用分の

上昇率を予測したものがこれです。

比較の対象は昨年6月の電気使用量です。

 

 

大きなばらつきが見られますが

東北電力では

17.5%の上昇率予想となっております。

 

 

標準的な家庭の使用料・・・との事ですが

それがどの様な家庭を意味するものなのかはてなマーク

イマイチ不明瞭

 

 

少なくとも大きな家、大家族ほど

支出負担は増えるであろうことは

想像に難くありません。

 

 

こういった値上げ動向により

全国的に新築着工棟数は明らかに

減っている様です。

 

 

2年連続して10%減との数値もある様で

来年以降もこの傾向が続くとの見通しも

あります。

 

 

一方で、一旦値上がりした資材価格が

将来下落するのかはてなマーク

それとも更に上昇するのかはてなマーク

横ばいなのかはてなマーク

 

 

家づくりを考える方にとって

非常に関心の高い事柄でしょう。

 

 

もちろん私達、住宅会社にとっても

非常に気になるところです。

 

 

資材価格の高騰によって

いわゆる坪単価も跳ね上がり

地域に根差す工務店でも

70万/坪

80万/坪

というの普通の事となっております。

 

 

色々家づくりをやってきて感じるのが

家の価格を引き下げる事において

坪数を減らす

これぼど効果の大きいものはありません。

 

 

もちろん

どうしても叶えたい事を諦めたのでは

何の為の家づくりなのかはてなマーク

本末転倒に陥ってしまいますので

避けるべきですが

 

 

あればあった方がいいかなはてなマーク

程度の事でしたら思い切って切り捨てる

覚悟も必要だと思います。

 

 

間取りに無駄なスペースを作らない

優先順位の低いスペースは設けない

というように

予算を抑えるために如何に坪数を抑えるか

これを真剣に議論する時代に

なってきたという事です。

 

 

しかし予算を抑えたいからと言って

やってはいけない事があると思います。

 

 

それは何かというと

 

・材料の質をおとす

 

・断熱性能、耐震性能と言った

 いわゆる性能の部分を削る

 

この2点に関しては

してはいけない事と考えております。

 

 

もちろん理由があります。

 

・材料の質を落とす事はしてはいけない

これに関しては

早い話、安かろう悪かろう

を手にする事になる事と

坪数を削減する効果に比べると

いろいろ我慢した割には予算削減効果は

そう大きく出ないのが理由です。

 

 

・性能の部分を削ってはいけない

耐震性能に関して言えば、これは

家族の安全と財産の保護に直結する事ですから

削って良いはずもありません。

また、断熱性能 言い換えれば省エネ性能

に関しては

ランニングコストに関わってくるからです。

電気であろうとガスや灯油であろうと

高くなればなるほど省エネ化による

ランニングコスト削減効果の差が

大きくなるからです。

 

 

もっと言えば

豪華なキッチン、立派なお風呂だって

20年、30年と経過すれば

いつかは壊れて交換する事になる一方

 

 

窓や断熱といった部分は

ボーナス出たから交換しましょうビックリマーク

・・・とは、実際なかなかならない

と考えられるからです。

 

 

最初作る時に

しっかり作っておいた方が良い

 

 

これは断言できますビックリマーク

 

 

また、こういう見方も忘れられません。

 

実はこれが

かなり大事!

 

どういう事かというと・・・

 

 

今、日本は人口が減少しており

世帯数も減っており

高齢化も進んでおります。

 

 

今でさえ空き家が多く存在しているのですから

10年後、20年後は

もっと空き家は増えるでしょう。

解体されて減る分も勘案したとしても

少なくとも言える事として

将来中古住宅は余ってるという事。

 

 

家余りの時代

 

 

これは逆の見方をすると

中古住宅を買い求める人にとっては

 

 

中古物件は選び放題

より取り見取りという事。

 

 

将来、家を売却し現金化し

老後の資金としつつ子供達にも

分け与えようと考えるならば

 

 

売りたいと考えたその時代で

売れるような家じゃ無ければ

買ってくれる人が見つからないあせる

となってしまいます。

 

 

シュールな話で申し訳ありませんが

 

 

施設に入って老後を過ごすにしても

その家に娘や息子がいるならばまだしも

 

 

そうじゃ無い場合

税金の問題があります。

 

 

住んでいても住んでいなくても

固定資産税は毎年払っていかなければ

なりません。

 

 

また

秋田は雪国ですから

空き家状態だと

毎年冬の心配事が残ります。

 

 

 

売れない家だし

住んでいない家だし

管理の問題もあるから

いっそのこと解体してしまおう

・・・となっても

それは一体誰が解体するのかはてなマーク

 

 

 

 

10年後ではないにしても

20年後、30年後に

売れる家なのかはてなマーク

売れない家なのかはてなマーク

 

 

この違いによって

将来、雲泥の差が出てくる・・・

 

 

更に今後、社会が要求する

耐震性能や省エネ性能はますます

ハイレベルなものに移行する事は

必須ですから

 

 

現行基準を

ちょっと上回った程度の性能では

将来買い手が付かない可能性が

高くなります。

 

 

ですので

2024年時点で現行基準を大きく上回る

超ハイスペックな住宅であればこそ

将来も価値ある財産となり得るのです。

 

 

 

昔は家も土地も財産でしたが

これからは子供たちにとって

売れない家は

負の財産となりかねない。

 

そこを私は危惧しております。

 

 

もちろん、将来家が売れるはてなマーク売れないはてなマーク

に関して言えば

家単体の性能はもちろんですが

その家がどこに建っているのかはてなマーク

立地条件も大きなファクターと言えます。

 

 

一生で一番大きな買い物と言われる家

資材高騰の現実は分厚く高い壁として

夢の前に立ちはだかっていると言えましょう。

 

 

ですが、予算を削減するために

いづれかの道を選ばなければならない

とするならば

 

坪数を小さくする選択肢は

正しい選択肢であり

 

 

材料の質を落としたり

性能を削るという選択は

間違いじゃないのかはてなマーク

 

 

一度しっかり考える事は必要な事です。

大変おこがましい事ではありますが

その切っ掛け(チャンス)を与えたい。

 

今日のblogには

そんな思いが込められております照れ

 

 

 

本日も最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

では、また明日パー

 

 

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会社の所在地

大変分かりにくくて申し訳ございません。

 

 
会社の現住所は
秋田県大館市中山字中山36-1
 
2018年7月に
移転してます。
距離にして50m程ですが・・・
 

 

 

 
 
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と聞かれます。

画像はiPhoneの画面です。

 

『開く』をタップしてください。

 

 

 

するとGoogleマップが立ち上がります。

画像はiPhoneの画面です。

 

画面下の方に

『ナビ開始』というボタンがありますので

タップしてください。

 

 

音声ガイド付きで

ナビが始まります。

 

 

 

目的地に到着するとそこには

こんな建物があります。

一見住宅の様にも見えますが

直洋建設株式会社の事務所です。

建物の前がコンクリート舗装されておりますので

そこが駐車スペースになっております。

 

 

 

お越しの際の注意点

 

Googleマップからのナビの場合

ちゃんと案内してくれるのですが

 

車のナビの場合

地図情報が更新されていない

昔の事務所の場所に案内されてしまうようです。

これがかつての事務所

現在は車庫と物置になっております。

お間違い無き様

お願いいたします。

 

 

 

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