今日は波があるけど、クジラも目撃されているので、ホエールウォッチングを行いますとのこと。
私たちは、トレーナーにウィンドブレーカー。
マフラー代わりにタオルを巻いて(これが便利!)、座間味港へ向かいました。
ホエールウォッチング協会で、受付を済ませ、
今回見る、ザトウクジラについて話を聞きます。
さて、今回は「酔いにくい船」と船長自慢の船で出発

私達は、見晴らしのいい二階席へ♪
船長の話を聞きながら進みます。
この日は、東北の風、波2m。
けっこう波が高いです

しっかり酔い止めは飲んでいるので、バッチリ。
船は手すりにしがみつかないといけないくらい。
「あ、ブロウ(噴気)だね」
船長の声に、どこどこ

高揚してくる私達。
そして、船が集まる場所で
「今ブリーチしたね」
えー
早くみたい
そうしていると、ブロウを発見。
船が集まる場所に到着して、再びクジラが浮上するのを待ちます。
潜って再び呼吸するまで15分~20分待ちます。
その間、波で揺れる揺れる~。
よその船には、うなだれて座り込む人数名。
その船は早めに移動した様子。
私達も膝を立てて踏ん張っていると、ヒリヒリと痛くなってきました。
そこですかさず、マフラー代わりにしていたタオル登場

下に敷いて、とっても役に立ちました♪
座間味村ホエールウォッチング協会では、自主ルールが定められており、
クジラの進行を妨げないことや、クジラの300m以内を減速水域とすること、
親子クジラは短時間でのウォッチング、ほかのクジラが発見されれば、
そちらを優先することなどが決められています。
ボートの配置図もあり、クジラへの配慮がされています。
ウォッチングで主に目にするのは、クジラが呼吸にあがってくるときに見られる
ブロウ(呼吸、霧のようで3~5m吹き上がる)
↓
ペダンクルアーチ(潜水前に水面に体を弧状にしならせる)
↓
フルークアップアップダイブ(尾ビレをまっすぐに持ち上げ潜降に入る)
又はフルークダウンダイブ(尾ビレを上げずに潜降する)
です。
小さくしか見えないけど、こんな感じです↓
カメラもいつでも撮れるようにスタンバイ。
でも、左右に大きく揺れるので、大げさだけど、下手すればカメラを海に落としそう。
本当に大きく揺さぶられたけど、もっとひどいときを経験したことのある私には
意外と平気で、遊園地のアトラクションのような気分。
そんな中、カメラの電源がつかない

何度も試したけどつきません。
電池はあったはずだし…。潮風のせい


こんなの初めてで不思議でならなかったけど、撮影はあきらめて、この目でしっかりと見ることに。
でもホエールウォッチングは、自分の目でしっかり見て感じることがとっても大事な気がしました。
この不思議な出来事は、それを教えてくれたかのようでした。
この日のメモより…
かなり揺れたけど、酔うような揺れではなく(薬のおかげ?)
クジラを見ると全てが吹き飛んだ。
最初はボートがいっぱい集まってる所でブロウ~<中略>~
なかなか出なくなったので、みんなのボートから少し離れたところに行くと、目の前でブリーチ!
それからしばらくして移動することにしたら、2時に方向に(←見つけたら船長さんに言ってみましょう)バシャバシャとしぶき。胸びれ打ち
と思ったら、ブロウが見えて、やっぱりクジラかな
と思ったらブリーチ
慌てて見る私たち。そして、他の一船と合流すると、そこには2頭のクジラ。それから2時~3時の方向に、ブロウとテール。そして横でブリーチ
胸びれ打ちも一回見れました。ブリーチは4、5回見ることができ、こんなに見れるのはラッキーだったそう。
帰りには親子クジラに出会い、子供は母親と息ピッタリの動き。
母親はまだ若くて慣れない様子。
子供はお腹を見せてくるっと一回転したようだった。
母親も顔が少し見れました。
小ブリーチ(子供が覚えて、はしゃぐとよく見れるらしい)を船長さんと期待したけど、見れませんでした。
「明日は、波も穏やかでいいよ」と船長さん。
やっぱり明日もホエールウォッチングしようかな…。
そう思う私たちでした。