間質性肺炎のなみちゃんです。
私は一昨年の冬、突然、血中酸素濃度がどんどん下がりだし、
80を切り、かなりな息苦しさを覚えました
。
咳や熱もなく、コロナではなさそうだけどなぜ？
病院に電話するとすぐに来いと言われて主人の車で緊急外来に行きました。
コロナは陰性でしたが、何かの肺炎だろうとのことで即入院。
ステロイドパルス治療が始まりました。
酸素を吸っても70台のまま。
苦しい数日間が続きました。
検査しても理由が分からず主治医もこまっていましたが、
たまたま入院時の担当医だった先生が、
「もしかしてダウンコートいつも着てますか？」
と質問をしてきたので着てきたダウンコートを見せて、いつもこれを着てます、と言いました。
その羽毛の飛び出たおんぼろダウンコートを見て先生から、
聞き取りが始まりました。
羽毛布団の有無、家族の羽毛布団やダウンコートの有無、使用期間、鳥が近くにいるか、剥製や羽毛製品はあるか、畑はあるか(肥料に鶏糞使ってるため)などなど。
聞き取りだけでしたが、
「90%以上、これは羽毛による過敏性肺炎だね」
と判断。
私の着てきた衣類は全てダウンコートに接触していたため、処分。
その場で先生は主人に電話して、奥さんが退院して帰るまでに、至急業者を入れて羽毛製品の全除去と家中のクリーニングをお願いしますと指示。
うわー、自宅はおおごとになっちゃったなぁと悲しい申し訳ない気持ちで聞いてました。
あー、私は強皮症由来の間質性肺炎だけでなく、羽毛の過敏性肺炎にもなっちゃったんだなぁ
と悲しくて仕方なかったです。
元々、羽毛によるアレルギーを持っていてそれが、羽毛布団やダウンコートを着続けることによりコップの水が溢れたようになって肺炎になってしまったと。
一回こうなるともう元には戻れないので一生羽毛を避けて生きていかないとならない。
神社でうっかり鳩とたわむれただけで救急車で運ばれた人もいると。
羽毛を暴露(浴びること)したら40分で血中酸素が急激に下がり救急車を呼ぶことになると。
でも鶏肉は食べてもいいと(笑)
結局退院まで３週間もかかりました。
不幸中の幸いは、今回の肺炎では急性憎悪にはならなかったことです。
冬はエレベーターに乗るのも怖いです。ダウンコートの人と一緒になるかもだから。
友人と会うのも怖いし、スーパーなども怖いですね。
映画館も行けないし。
とにかくもうダウンコートの時期は引きこもることにしています。
↓ぽちっとしてくださると励みになります。
