昨日の「柳家三三独演会」ブログ(こちら)の続編として。
昨日の三三さんのマクラの中で、6月任期満了で落語協会会長を退任された柳亭市馬さん(62)のこと。
そして、新会長に柳家さん喬さん(75)がなられたお話を聞いたばかり。
今朝の読売新聞
コラム”顔 Sunday” に、
「落語協会の新会長に就任した 柳家さん喬さん75」 の掲載あり
あまりにタイムリーだったので、とても興味深く読ませて頂きました。
前会長の市馬さんは10年前の就任当時は52歳。若い会長さん。ご苦労もあったはず!
そして10年が過ぎ、任期満了後、後任は若返るというよりか、今度は人生のベテラン、75歳のさん喬さんが後任に選ばれたわけですね。
会長といえば、400人近い大所帯のかじ取りをし、そして色々な意見を聞いて取りまとめる大役。
まさに”長屋のご隠居さん”的存在。
誠実で、清廉で、優しい人柄のさん喬さんが適任であったのですね。
なるほど~~ さん喬さん、確かに長屋のご隠居さんっぽい かも 笑
記事の最後には、こう締め括られていました。
「いつまで生きるかわかんないのなら(年齢で)見切りをつけるのはもうやめようと。まだまだ、やれると思っています」
と。 さん喬さんの素敵な言葉。
そう、年齢で見切りをつけてはいけませんね。この言葉、心に沁みるなぁ・・・
私もまだまだ そう思えるよう頑張らねば ね。
さん喬さんの「芝浜」「井戸の茶碗」「子別れ」、あっ「笠碁」も、大好き。
年齢を重ねたさん喬さんの落語を、この先ずっと聴いていきたいですね。