【このところの和工房】
先日(こちら)の続き。
お次は、胴抜きの着物の裄直し。
胴抜きとは・・・身頃の中に隠れてしまう胴裏(どううら)は付けず 裾まわしだけ を付けること。
裏を見たら、裾回しに途中から別布を接いで工夫をされていました。
通常の裾回しだと胴接ぎから裾まで約60cm。
なので、そのままでは絎けの針目が表に響きますから~
胴抜きの仕立ての場合、私は長尺の裾回しを用意されることをオススメしています。
長尺の裾回しだと、内揚げ位置くらいまでユウに取ることが出来ます
さて、裄出し+3cm
・・・ということで、
2枚が完結
お急ぎ仕上げ。
単衣の着物、あと残り2枚
さて、
・・・という忙しい折り、
孫が風邪を引いて急きょ子守り応援が入り、和裁どころではなくなっておりました笑
特に急ぎだった2枚は完成していたので、まぁひとまずホッ!
何事も早目早目の対応が大事ってことですね
そう、”早目のパブロン” ですよ♪(古い笑)