袖を付け違いに直しました。 | チャキチャキおばさんのブログ

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楽しい事を求め 小さな事にも感動し 心豊かに暮らしたい!

そんな日々の記録です。

【昨日の和工房針山

 

先日着た手織りの藍大島(こちら)、

着てから気が付いたのですが、叫び

腕を上げたりした時、身八つ口から中の下着が時々見え隠れ・・・あせる

一日気になって仕方がなかった!ガーン

 

仕舞う前に袖付けを“付け違い”に直しました。

 

10/30

 

10/30

 

10/29

 

 

 

ベルこの原因は、繰り越し寸法にありビックリマーク

 

私の着物の理想繰り越し寸法一寸

この着物は頂き物の着物だったため、繰り越しは八分。八分は標準寸法ですね。

(お誂えする時、繰り越し寸法を特にお伝えしないと、ほぼこの標準寸法:八分(約3cm)に仕立て上がってくるかと。)

 

私が少ない繰り越しの着物を着ると、当然肩山を後ろに下げて着ることになるわけで、

よって前身頃側の袖付けは背中側にまわり短くなります。

結果、前身頃の身八つ口から中の下着が、、、あせるってことに。

 

 

こういう時は、 袖付けは、“付け違い” にすると良いですね。

 

ベル袖付けの”付け違い”とは、

後身頃の袖付けと前身頃の袖付けを違えること。前身頃の袖付けを長くします。約2cm前後。

(付け違いとは?(こちら)で詳しく書いています。)

 

私は1.5cmの付け違いにしました。

 

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楽しませてもらった感謝を込めて、

折り目正しく畳み、たとう紙に包んで、静かにタンスに収めました。

 

これで一安心だわラブラブ