市民文化団体 いわき演劇鑑賞会
2012年1月 グループ・ばる公演
『八百屋のお告げ』
1月21日(土) 6:30開演
会場 : アリオス大ホール
《あらすじ》
予言が当たると大評判の八百屋さんが、ある朝、言いにくそうにこう言った。
「今夜の夜中の12時までに、あなた、その、つまり、死にます」。
さあ、大変。やり残したことは? 会っておくべき人は? 人生の宝物っていったい何?
熟年離婚仲間の女友達や、たまたま居合わせた男たちを巻き込んでの大騒動。
あなたなら、最後の一日をどう過ごしますか?
作は、鈴木聡さん。
実は私が今注目している作家・演出家なんです
昨年、3月21日(最終公演日)“座・高円寺”「凄い金魚」。
当日券で娘、主人と観ました。
大震災で東京の娘のところに避難し、その時に余震を感じながらの芝居観劇でしたので今も鮮烈に記憶している芝居です。
この芝居、自分の今を振り返り、自分の生きざまをも考えさせられた衝撃的な芝居でした。
*娘がその時の感想をブログに書いています。(こちら )
今回の芝居もそう。
人生やり残したことは?
人生の最期はどう生きたらいいか?
自分らしい人生とは?
私らしい人生って・・・・・?
「凄い金魚」の最後に出てくるインパクトある台詞。
亡くなったおじいちゃんによる遺言の一説。
「人生、やったもん勝ちです。
周りの人の目を気にせず人生、食いつぶしてください。」
芝居を見ながら、この台詞が脳裏に浮かんでは消え、浮かんでは消え・・・・・
五十半ばを過ぎると、自分の人生、考えさせられること多々あります。
今日の芝居で心に残った台詞、
「生きてりゃいいんです」
「人の人生は短い あっという間」
「生きているうちにやれることをやろう」
「大切な人と、ぎゅっと抱き合って暮らせばよかった」
最後に流れたピアノの音色が妙に心に染みた・・・・・
やり残し、 思い残しのない。 そう、 良き人生を!