入院する前に、これから担当してくれる先生とのお話です。

 

手術入院の時にはベッドの頭の上に主治医の名前が書かれていましたが、その先生ではなく、実際にこれから外来、抗がん剤、手術を担当してくれる、共に私とこれからの治療を一緒に闘ってくださる先生です。

 

これからのことを説明してくれました。

 

この先生、初めて会った時、瞬間的にすごくいい印象でした。

別に、にこやかってわけではないんですけど、信頼できる先生だと、何となく感じました。

だから、緊張しながらも、聞きたいことは、何でも話せました。

 

実に分かりやすい話し方で、いい意味でストレート。

自分の今の現状や、これからのことなど、本当によく理解できました。

きちっと、教えていただいたことが、私にとってはものすごく良かったです。

 

また、過去について、こうしなければ良かったとか、こうしていれば、こうならなかったとか、もっと早く来ていればというような、今更言っても仕方がないことについて、一度も言わなかったことが、私にとっては、何よりの救いでした。

 

ただ、大体10年位前から、がんがあったのではないかと言われました。

 

5年間、健康診断を受けていませんでした。その前は、毎年バリウム検査はしていました。

その時に、数回、胃が荒れているけれど、痛みがないなら大丈夫と言われたことがありました。

 

黒い便が出ていたはずと言われましたが、便を見たことが、あまりなかったなと思いました。

 

かなりの貧血だったよと言われましたが、疲れやすかったり、階段を上がるのが、しんどかったりといったことは、年齢のせいだと思っていて、全く気が付きませんでした。

 

本来は腹膜播種の検査の手術をして、がんが腹膜に見つからなかったら、すぐに胃の摘出手術をするそうです。

 

もし、腹膜にがんが見つかったら、胃の摘出手術は行わず、抗がん剤治療になるとのこと。

 

私の場合、もしこのまま手術ができたとしても、リンパに沢山飛んでいたので、画像にはまだ映ってはいない、目に見えないほどのガンが体に回っているかもしれない。

 

手術をしても、すぐに再発するかもしれないとのこと。

 

そこで、提案がある!

 

まず、胃の摘出手術ができる場合、先に抗がん剤治療をする(腹膜播種でない場合)。

 

→それは標準治療ではない(2014年の時)。標準治療は、すぐに外科手術することが第一優先で、術後に抗がん剤をするとのこと。

*もし、間違った解釈していたら、すみません。  

 

ただ、メリットもデメリットもある。

 

メリット…胃の摘出手術をすれば体力が落ちるから、術前に抗がん剤をした方が、副作用に耐えられるだろう。この抗がん剤をしっかりやれることで、再発の確率を下げることができるかもしれない。

 

デメリット…胃がんが、かなり進行しているので、術前の抗がん剤をしている間に、がんがもっと進行して、他の臓器に転移する可能性もある。その場合は手術はできない。

 

どちらを選んでも、術後は抗がん剤をするとのこと。(なんの抗がん剤かは聞かなかった。)

 

さあ、どうしますか?と来た!

 

かけじゃん!

提案してくれたということは、いちかばちか、こっちがいいのだと思いました。。。

 

セカンドオピニオンを受けることもできる。むしろ、受けた方がいい。と言われました。

 

セカンドオピニオンを受けてる間に、転移したらと思うと、そんな猶予はないなと思いました。

 

本来の私なら、絶対に、即答はせずに、少し考えさせてくださいと言うはずなんです。

買い物に行っても、優柔不断。

新たなお店に行く時は、調べてから行くような性格なんです。

 

その私が、先生を信じます!

セカンドオピニオンは受けません。術前の抗がん剤をお願いします。どうかよろしくお願いしま

すと即答したのです。

 

あっ。。一応、横に夫と母がいたので、いいよねって確認はとりました(笑)。

 

これは、初めて会った先生なのに、心から信頼でき、この先生の言われることなら、なんの迷いもない、信じて、やってみようと思えたからです。

 

何か病院で処方される薬以外に飲んでいるものがあるかと聞かれたので、がんになってから飲みだした漢方薬とかサプリメントを伝えました。

 

そしたら、すべて飲んでいいよって言われました。

 

→知り合いが、別の病院ですが、同じ牛黄を飲んでいて、主治医に伝えたら、やめてくださいと言われたとのこと。先生によっても、患者さんの状況も違うし、色々と違うんだと思いました。

確かに、治療していたり、手術をした時、何か起こったら、何が原因か分からないと困るからなのだと思いました。

 

一応記しておきます(ただ自分がいいと思って飲んだだけです)。

 

・牛黄、人参

→漢方薬の最高峰らしい、手術や抗がん剤に耐えられる体力のためと、肝臓とか腎臓とかを守るとか、精神的にも効くらしい。金額が高いから、続けるのは難しい(私の懐事情です)。

 

・レオピンファイブ(熟成ニンニクの凝縮されたエキス)

→黒にんにくを食べるとガンを抑制するとのこと。マウスの研究で効果があったとネットで読みました。体に良さそうなので食べていた所、これが熟成ニンニクの濃縮と知り、飲みました。

 

・ササヘルス(クマザサ)

→口内炎とか胃潰瘍に効くと書いてあったので、勝手に胃の中のできものだからがんにも?ちょっと違うかもしれないけれど、勝手に胃がんは胃がただれちゃってるの?と思って飲んでみた。

 

私の胃は、画像上、がんが大きく、十二指腸へ食べ物が通過しない状況でした。

本来、私は食べ物が食べられない胃の状態だとのこと。バイパス手術をして、食事が口から取れることが前提でないと抗がん剤ができないと言われました。

 

でも、本当に普通に食事は取れていたので、バイパス手術はしないことになりました。

 

そんな状態なのに毎晩ビールを飲んでいたから、胃が膨らんで、食べたものが通っていたのかもしれないねと、妹に言われました。

 

本当に、先生のおかげで、腹腔鏡手術、術前抗がん剤、開腹手術、術後抗がん剤と、色々ありましたが、不安がなく乗り越えていくことが出来ました。

 

大学病院ですので、途中で先生は、他の病院に移ってしまいました。

 

しかし、その後、先生は何人も変わるのですが、私を担当してくださった先生は、全員、本当に、親身になってくれて、優しくて、それでも必要なことは、はっきりと言ってくださり、何で、この病院はこんなにいい先生ばかりいるんだろうと思うほど、いい人柄の先生ばかりです。また、看護師さんも、受付の方もみんな優しいです。

 

たまに、待ち時間が長く、文句を言う患者さんがいますが、それは、患者さんの話をよく聞いて、一人一人に、きちんと対応しているからだと思います。だから、待つことも嫌だと思うことがありませんでした。

 

病院が好きなんて、信じられないかもしれませんが、私、この病院が好きなんです。

 

病院名を書いていいのか分からないので、書きませんけれど。。。

 

大きな声で病院名を言いたいところです。

 

先生の名前もね。。。