40歳。発症 | chocobo1959

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非結核性抗酸菌症と診断されて20年以上経ちました。
これまでと、今。そしてこれからのドタバタ劇になります。

診断のきっかけは会社の定期検診でした。
肺に影があるので精密検査に行くように言われ、胸の病気ならココと県内でも有名な病院に出かけました。

病名
非結核性抗酸菌症
今から22年前の話です。
先生からは、特に今すぐどうの、こうのと言うものでは無いが、徐々に進行し、放って置けば年を取って体力が落ちた時に悪さをする・・といった内容の説明があった気がします。
この時、治療を始めますか?
との先生の問いに私はNOを選択してしまいました。

当時、私は単身赴任の身でした。
中学と小学の子を家に残し、家族の為!夜勤残業百数十時間。馬車馬のように働いていました。えらいな~(大型の運転手です)
そんな自分にとって病院の精密検査だけでも仕事を休んでしまう厄介な出来事だったのです。

特に治療をしなくても、しばらくは何ともない。
先生の言葉ですが、当然経過を観察しながら治療しましょうということです。
自分の都合のいい所だけにすがり、違う方に自分の未来の舵を切ってしまったんですね。
大病院での治療=通院日は会社を休む。当時の自分にこの選択は出来ませんでした。
ひたすら稼ぐんだという使命感みたいなものに当時は捕らわれていました。
この時、治療を始めていたら今の自分はどうなっているのかな?
そんな事は誰にも分かりませんが、言える事が一つ。
最善の選択肢を逃しました。

多くの闘病者の方には過去を振り返って、もしもあの時・・と言うシーンがあるのではないでしょうか?
皆様も何か選択肢があった時、都合にとらわれず、その時の最善を選んで下さいね。
と、偉そうに言うほど深刻な状況に私、至っていませんが(;^_^A 多くの方の記事を見て思いますよ。

人、様々ですが迷ったら一番あなたの病気と状態を知っている 先生
一番あなたを知っている 家族の助言を大切に。

え~...てな訳で、精密検査結果なんて邪魔者として忘却の彼方。
非けっかくなんたらなんて、くそくらえ

単身赴任が終了して地元に帰り、また馬車馬の様に働く私がひどく咳き込むようになったのはそれから13年も後の事でした。


何回か毎日or1日置き位には、今現在の状況に至るまでの物語が続きます。

よければ茶でもすすってお付き合いください。