おくりびとの番組を見て | chokoが出会った不思議な光景

chokoが出会った不思議な光景

まるまるもけもけした動物が大好き♡

おはようございます。

6月24日

本日お誕生日の方

おめでとうございますクラッカー

 

昨日の夜に

ティーバーでフジテレビの「ザ・ノンフィクション」

『おくりびとになりたくて 

~大切な誰かと別れるとき~』

を見ることができました。

 

大事な人の納棺を自身で行ったことで

葬家様の側の立場をより深く考えるようになった

というのは私も一緒でした。

「納棺式」については

「やり方ってそれぞれなんだな~」

という感じでした。

私はお着替えは葬家様の目の前で行うことは少ないです。

ご希望があれば目の前で、

場合によっては一緒にお手伝いをお願いします。

お着替えと綿詰めの後

お傍にいらしていただくという形にしております。

 

綿詰めはお見せできないのと

一番対応で、驚かれるところ。

お着替えの前にされているのかなと。

綿詰めって納棺師の大事な仕事なので

画像では出せないとは思いますが

ちょっと説明が欲しかったです。

 

旅支度なども

私はご一緒にお手伝いをお願いしてますが

番組の場合は

お傍で見守るという形なのかな?

お着替え、メイクをした後

確認していただいてすぐご納棺

という形のように見えました。

 

末期の水をお取りいただいたり

湯灌をしたり

という場面はありませんでした。

「流れの説明」というところで

”お着替えとメイクをした後ご納棺”

とおっしゃっていたので

なかったんじゃないかなと。

 

実際、お着替えとメイクが終わったら

葬家様が腕まくりして

「納棺でしょ?」と言われたこともあるので

この、末期や湯灌という儀式がない

(もしくはすでに終わらせている)、

旅支度はお着替えの際に納棺師がすべておこなう

ということも多いのかなと。

 

納棺って葬儀社、地域、納棺師によって

いろいろなやり方があります。

それでも「基本」は一緒

そして故人様、葬家様を思う気持ちも一緒。

あくまでも私たちはお手伝い、

そのスタンスは番組でも語られていたと思います。

 

自分が習った形ではない

別の納棺師サンの納棺式というのは

刺激にもなりますし勉強になります。

番組冒頭部の「力がないんだろうショボーン💧」

ってものすごく共感してしまいました。

故人様が大きいと本当にしんどいです。

また、いろいろな現場がありますので

言えないこと映せないことなどなど、

すべてが「こうだ」と言えないです。

 

何回も番組を見返して

まだまだ学ぶことが多いと感じました。

ただ、個人的には

取材に応じてくださった葬家様の場面

もちろんご了承済みとのことですが

故人様のお顔が映るのは抵抗がありました。

それは

故人様自身のご遺志は確認できないから。

この納棺師サンのお父様の場合は

御本人にも了承を取っていたのかもですし、

「映してほしい」

というご要望だったのかもですが

それでも

故人様をご存じの方がご覧になったときに

どう思うのか…

お顔が見えないようなアングルから

撮影することも可能だと思います。

大きなお世話なんでしょうが🙇

ちょっと気になりました。

私だったら自分が亡くなったあとの顔は

テレビに映してほしくないなぁ。

自分でも見ることはできないし。

 

それでは本日もいい一日でありますように。