ご遺体の取り違え

ご遺体の取り違えは

葬儀の世界だけじゃない。

【速報】国立循環器病研究センター　病理解剖で70代男性の遺体を取り違え　安置されていた別患者を誤って解剖し謝罪（MBSニュース） - Yahoo!ニュース

人的ミスなんですよね。

名前の確認不足だそうです。

”亡くなられた”

という意識ではないのかもしれない。

故人様の尊厳とか

生きてきた足跡、

病との闘い、

それらをひっくるめての病理解剖という経緯、

故人様の人生

そしてご遺族の方々の想い…。

病理解剖は原則として遺族の承諾が必要です。
(死体解剖保存法7条本文)

ましてや取り違えられた故人様は

解剖予定ではない方。

病理解剖（びょうりかいぼう）とは、

病気で亡くなったヒトを対象にして、

臨床診断の妥当性、治療の効果の判定、

直接死因の解明、

続発性の合併症や偶発病変の発見などを目的に

系統的な解剖を行うこと。（ウィキペディアより）

亡くなられても

故人様は葬家様の心の中に生きている。

だからこそ

私も含めてですが

亡くなられた方を弔う仕事に就く身として

確認ということは怠ってはいけない。

当然のことなんですが

思い込み、確認不足などで起こる

あってはならないミスです。

それでは本日もお疲れさまでした。