お菓子類でも封を開けないこともある | chokoが出会った不思議な光景

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こんばんは。

今日は副葬品で食品を入れる場合のお話。

 

副葬品でお菓子などを入れる場合に

「香りを食す」として

封を少しだけ開けてお入れすることが多いです。

私は全てを開けるのではなく

一番お好きな物、または2~3品に対して

封を切るという作業を行なっております。

それは香りが混じってしまったり

品物によっては傷んでしまう場合も。

そして何より、

ご安置が長い場合は

棺の中に香りが籠りすぎてしまう場合もあるからです。

 

特に注意が必要なのが

チーズやイカの燻製など香りの強いもの。

あと、バナナは皮を剥いてはいけないですね。

お花入れでお棺の蓋を開けたときに…

”うっ”、となることもあります。

 

先日、二人施行でもう一人の納棺師サン、

うまい棒のチーズ味…封を切ってしまいました。

リスカ うまい棒 チーズ味 6gの画像

ちょっと離れた場所で副葬品受け取られたので

止める間もなく…ネガティブ

火葬まで1週間、

ホールの冷蔵霊安室なので大丈夫かな‥

と思うのですが

一応注意をしないといけない案件。

実は私よりも歴が長い方なので

プライドを傷つけないように伝えないといけない。

(この仕事、私もですが、結構皆様プライド高い)

 

う~ん、でもそこそこ経験のある方なら

香りの強いものは

封は開けないんですがね。

まあ、今は販売終了のカールのチーズ味よりは

香りは柔らかいかなとw

明治 カール チーズあじ 64gの画像

あ、関西では販売しているんですよね?

 

封をちょっとだけ開けたり

ハサミでカットしたりして

香りを故人様に、ということをお伝えすると

葬家様も喜んでくださいますが

品物、香り、ご安置の日数を考えて

開ける物、開けない物を判断して

自然に

お話しながらお入れしないといけないですね。

 

それでは本日もお疲れさまでした。