どんな故人様でも | chokoが出会った不思議な光景

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おはようございます。

5月22日

本日お誕生日の方

おめでとうございますクラッカー

 

 

前回の続き。

お一人で年に召された方、

ご遺族と連絡がついた場合のお話となります。

 

警察などから連絡が入ったあとは

葬儀社を決めて、ご自宅や斎場など

ご安置場所に故人様をご移動します。

 

ご遺族が葬儀を執り行う場合、

そのあとは普通の葬儀と同じです。

通夜・告別式のある葬儀にするか

家族葬、1日葬、直葬、

どんな形にするかはそれぞれです。

 

葬儀社から私たち納棺師に連絡が来る場合は

「警察下げ」ということで連絡が来ます。

解剖などが入った場合は

グレーシート、納体袋などに包まれて

全裸の場合がほとんどです。

お体のそばには

もともとお召しになっていたお洋服が

ビニールに入れられています。

 

警察を出る際は納棺されていますが

葬儀社さんによって

または葬家様のご希望により

別のお棺にご納棺となります。

 

私たちは清拭後、裸の場合はオムツをおつけして

お洋服や仏衣をつけさせていただきます。

お立会いがある場合はそのまま納棺式。

納棺師に依頼がなく

そのまま直葬ということもあるかと思います。

 

警察でご対面した状態が頭に残っている場合も多いので

少しでも安らかになった故人様にお会いしていただければ、

そんな思いでお世話をしております。

 

様々な事情があるので

あまり踏み込むことができないことも多いのですが

それでも「優しい顔になった」

とおっしゃっていただけるとほっとします。

 

最期にお見送りをしてくださる葬家様がいらっしゃるんだから

亡くなった時にはお一人だとしても

それは孤独死じゃないと

私は思っております。

 

それでは本日もいい一日でありますように。