こんばんは。
創価学会の池田大作名誉会長がご逝去。
政治の世界のことはわかりませんが
創価学会さん、
納棺式も普段の仏式とは少し違います。
創価学会さんの葬儀は「友人葬」と言われます。
供養の専門家よりも志を同じにした同志(=友人)たちを
大切にし、みんなで故人を送り出します。
(僧侶ではなく学会支部の幹部「儀典長」の方が執り行います)
「故人様だけが創価学会なので」
とか
「それほどこだわりは無いので」
ということで
担当さんからの申し送りで
「普通でいいから」
と言われる場合も多いです。
お顔も以前は「半眼半口」が成仏のお顔だからと
”眼や口を開けたままで(開けてほしい)”と言われましたが
創価学会さんでも
最近は「どちらも閉じてほしい」
と言われることが多いです。
この、「普通」と言うのは
”お着替えが仏衣で
足袋や手甲などの旅支度も普通に”と。
ただ、数珠だけは創価学会さんの物を使うことが多いです。
↑日蓮宗とは逆で左が房2つ右手が房3つです
本来は
仏衣ではなく、お着替えなしだったり
お洋服などにお着替え
旅支度はなし、
編み笠も草履も、六文銭も無し。
葬儀自体は
参列者全員でお経を読み、お題目を唱えるとのこと。
読まれるお経は、『法華経』
お題目とは「南無妙法蓮華経」です。
納棺式では
お蓋をお閉めするときに
お題目を唱えながら
と言うこともありますが
普通に合掌だけの場合もあります。
葬家様のご様子を見て進行します。
実は「頭陀袋を入れたい」
とおっしゃる方、結構多いです。
旅はしなくてもなんとなくお守りっぽいですよね。
納棺式は、どんな宗派でも
あまり形にこだわらずに(こだわる方はこだわって)
葬家様が悔いの無いように行うようにしております。
本日は創価学会さんの納棺式のお話でした。
それでは本日もお疲れさまでした。