新興宗教や異国の納棺式 | chokoが出会った不思議な光景

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まるまるもけもけした動物が大好き♡

こんばんは。

 

今日は少し風が冷たかったような気がします。

 

さて、私は施行依頼書なるものをもとに

お仕事をいただくのですが

(中には「今すぐ来て」ということだけの時もありますけど)

稀に知らない名前の宗教の時や

異国の地の方の葬儀の場合もあります。

 

出来るだけググって調べて現場に入りますが

それでもわからないことは多いです。

 

その場合は正直に

「一緒にお手伝いをいただけると助かります」

「お教えいただきありがとうございます」

という形でお式を進めます。

 

チマチョゴリ(韓国の女性の伝統衣装)の時、

事前に調べましたが

小さい付属品が多くて

葬家様に少し早めにお入りいただき

お立会いのご親族が多かったのもあり

皆様にお召し替えをお願いして

おそばでお手伝いに徹しました。

 

同じく韓国の方で、白い布で撒くというお着替えもありました。

(担当さんも数十年葬祭業いるけど初めてと)

こちらでさらしを用意してぐるぐる・・してから確認していただきました。

(ミイラのような感じです)

 

台湾の方のお世話をしたときは

頭陀袋の中に

黄色?金色の紙を入れてほしいと言われました。

この金色はお金を意味していている色で

冥途に行っても困らないためとのことでした。

納棺式前に葬家様に少しお話をお伺いできたのですが

日本だから通夜と告別式だけど

台湾だと1週間ぐらい(以上?)お葬式が続くと。

お立会いの方の中に、お髭がのびている方もいらっしゃいましたが

これは”お髭を剃れないくらい憔悴している”

ということで葬儀のマナーなんだそうです。

日本にいるので日本の葬儀の流れに合わせるようにしたけれど

それでも台湾の形式を織り込みたかった

とおっしゃっていました。

 

私は日本の方以外では

韓国や台湾の方のお世話しか経験がないのですが

色々な国の色々な風習も学べるありがたいことだと思っております。

 

そして感じるのは

生まれ育った場所が違っても

亡くなった方への感謝の気持ちや

お見送りをするという儀式の根底は

同じものが流れているんじゃないかなと思いました。

 

場合によっては我が家のようなごたごたもあるかもしれませんが

それでも生まれてきたことへの感謝や

お世話になったことへの感謝の気持ちは持っています。

 

本日も無事に1日が終わりました。

明日は今のところ仕事が無いので

昔取った杵柄的な仕事・・・

就業規則を作ってくれとの依頼を受けているので

お家でPCと格闘します~。

(何でも屋ですね)

 

それでは本日もお疲れさまでした。