綿飾り | chokoが出会った不思議な光景

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まるまるもけもけした動物が大好き♡

前のブログて書いた"綿飾り"って何だろう

と思われているかなと。

なので本日はちょっとその説明を。


お顔を飾る綿飾りですが

こんな感じです。



絵が下手ですみません💦

荷物の中に
こういう👇ものを


こちらは紫の色綿花を入れたものです。
故人様の年齢や祭壇のお花のお色
お着換えのお洋服の色などで
ピンクやブルーなどお色を変える場合もあります。

また飾りも色々なバージョンありますし

花嫁衣裳なんかを

お体の上で作ることもできます。


(画像はお借りしました)

男性バージョン(袴)もあります。


ただ、お値段的な事と

時間内の施行、

思い出の品をお体にお飾りすることを考え

現在は私は

花嫁、袴の綿飾は対応していないです


これ、先に部品(?)を作って持っていくのですが

それでもお飾りをするのに時間もかかりますし

オプションなのでお値段もかなりアップ。


副葬品はお洋服が多いので

このお飾りの上に飾る…

と、花嫁綿飾りは隠れてしまうので

無意味になってしまいます。


そしてこの綿飾り、

お布団の上からではなくて

お体の上にお飾りをした方がきれいなので

私はお布団はおかけしなかったです。

(納棺師サンによってはお布団の上にお飾りしたり

最後にお布団をおかけする方もいらっしゃるかと思います)


私は故人様には

お布団をおかけしたいです。


この綿飾り、ある意味納棺師の

”こんなん出来ます~”的な感じもあるかなと。

お飾りしている時間、

葬家様が沈黙で見守られていて

その時間、お別れに充てた方がいいかなという気持ちもありました。


お体の上にはお布団、

そして皆様との思い出の品が飾られている

私はそういうのが好きなんですが

これも

私の個人的な想いなので

花嫁衣装がいいとおっしゃる方もたくさんいらっしゃると思います。


正直、

これを行わなくなってずいぶん経つので

今やれと言われてもできないような気がします💦


そんな感じで(なにが(笑))

綿飾り、お顔周りにさせていただいております。

お顔横に入れる綿花の差し色は

天窓を開けたときに

お顔色が明るく見えたりするので

白一色より喜ばれます。

お体も白一色(仏衣)ですし、寂しく見えてしまう時もあるので。


お洋服の場合は

あえて差し色を入れないこともありますので

その場で飾り方を変えたりもします。


本日は綿飾りのお話でした。

お疲れさまでした。