ファンスタスティックビーストと魔法使いの旅('16年12月TOHOシネマズ梅田) | Que amor con amor se paga

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日常で気になったコトや動画も載せてます。

後に観に行ったこっちのレビューの方が、遅いがな…(涙)

火葬、じゃない、仮装のドレスコードなかったら、今年はエディ・レッドメイン演じる、 ニュート・スキャマンダーだったよねぇ~qqqq
え?お前、あくまで、この手のイベントの時はフリフリのドレスとかメイドさんとか被り物とか 着ないつもりだろってwwww当たり前だろwwww

この映画が上映されてるのに、なんでコレじゃないんだ(怒)という後出しジャンケンの 意味もこめて、ネタバレレビューUp

予告編はこちら、あらすじいってみる



時は、大恐慌時代の米国

魔法使いと、ノーマジ(一般人)が住み分けていた時代。

闇の魔法使いグリンデルバルドが欧州でで猛威を振るい、魔法界の人間は、 いつグリンデルバルドがどこに出現するのか戦々恐々としていた。

同じ頃、世界的な魔法動物学者ニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)は、魔法動物の保護と調査のため世界中を船で回り、 今回はNYに渡ってきた。

NYでは、見知らぬ得体の知らない何かが、街を破壊した事件が連続して起こり、 米国魔法議会・魔法保安局長のグレイブス(コリン・ファレル)は調査にあたっていた。

ニュートは通りを歩くと、魔法使いの撲滅を叫ぶ新セーレム慈善協会指導者メリー・ルーと、ビラ配りをしている 彼女の養子モディスティ、クリーデンス(エルザ・ミラー)を目の当りにする。

なるべく目立たぬよう、その場を後にしようとするニュートだが、そんな彼の鞄から金属に目がない魔法動物ニフラーが、 銀行に逃げ出してしまい、ニュートは銀行に追いかけに行く事に。

銀行では、ノーマジのジェイコブ(ダン・フォグラー)が、窓口で融資を断られている所だった。

缶詰工場で働き、開業資金を調達しパン屋を開業しようと、窓口でアピールするが、担当係員は見向きもしない。

魔法動物が金庫に入っていく所をノーマジに見られたニュートは、ジェイコブや警備員たちの記憶を消そうとするが、 その現場を悪い事に、MACUSA(米国魔法省)のティナ(キャサリン・ウォーターストン)に見られてしまい、MACUSAに連行される。

ニュートは議会に連れていかれるが、グレイブスの前に連れ出された時に初めて彼らはニュートの鞄が、ジェイコブが 間違えて持っていた事に気付く。

トランクを開けたらパンが出てくると思ったジェイコブは、開けた途端に出てきた魔法動物のせいで、家が半壊状態になり、 パニック状態に。

ニュートとティナは、魔法動物を回収し、家を修復した後で、ティナの妹クイニー(アリソン・スドル)の家にジェイコブも 連れていく事にする。

クイニーの家で、夕食をたしなんだ後、ニュートは、自分がトランクの中に詰め込んだ魔法動物をジェイコブに紹介した。

ニュートが米国に渡ってきた目的は、 フランクと名付けた魔法動物サンダーバードを、アリゾナの大自然に返す事だった。

殆どの魔法動物は、一般人に危害は加えないものの、中には危険なものもあった。
ニュートがスーダンで捕獲してきた、オブスキュラスがそうだった。
魔法を使って囚われていた少女から切り離したものをトランクに保管していたのだった。
オブスキュラス小さな子供にとりつき、子供が心に持つ魔法の力を捕食して生きる悪霊で、取り憑かれた子供は10歳までしか生きられない。
ニュートが捕獲した時も、少女は8歳で死んだ。

その日の晩、大統領選に立候補予定の、新聞社のショー上院議員の演説が開かれていたが、 見知らぬ巨大な力により、会場は壊され、ショー上院議員は命を失ってしまう。

ショー議員は、数日前、マリー・ルーから抗議を受けていたにも関わらず容疑はマリー・ルーではなく、 トランクにオブスキュラを捕獲していたニュートや、彼に味方したティナへ向けられた。

グレイブスは2人を逮捕し、死刑判決を言い渡すが、ニュートは隠していた魔法動物ボウトラックルを 使って鍵を外し脱走。
クイニーやジェイコブたちと合流した

魔法使いの撲滅を訴えるメリー・ルーは、子供たちに優しい母親ではなかった。

毎日の様に虐待を加える母親に耐えかねたクリーデンスの前で、母親は死んでしまう。
クリーデンスとモデスティは、抜け出すのは今しかないと思い家から飛び出していった。

しかし途中でクリーデンスとモデスティははぐれたが、以前グレイブスと果たしていた『密約』を 思い出し、グレイブスに逢いに行く事にする。

グレイブスは、兄妹どちらかがオブスキュリアルと見抜いていた。
しかし青年になるまでオブスキュリアルにならなかったクリーデンスは、魔法使いではないと思い、 グレイブスは、彼を見捨てようとする。

するとクリーデンスは、オブスキュリアルになり、NYを荒らし、暴走しはじめた。
クリーデンスはスクイブという両親が魔法使いながら魔法が使えないという特殊なタイプだった。

クリーデンスはNYの町を破壊しつくしてしまうのか…

以下ネタバレです

クリーデンスが、オブスキュリアルになる下りというのは 『アメイジングスパイダーマン2』で ジェレミー・フォックス演じる、オズコープの電気技師がエレクトロに変化する所と…時代設定が 違うだけで、コンセプト的に同じ…な気がしないでも、ない(汗)

人間の中に潜む憎悪に、企業や悪霊が付け込んで人間の心や体を蝕んでいくという設定→後から魔法使いがやってきて、 被害甚大になると困るので、結果的に殺すというのは、設定こそ変われど、 スパイダーマンとその悪役の構図に似てるなぁ~と思いました。

ただ今回は、悪の権化が出てくる所が『スパイダーマン』と違うわけで。

オブスキュリアルを利用して魔法で世界征服しようとしていた、グレイブスは、オブスキュリアルが 殺された事に憤慨し、MACUSAを離脱してしまう。

そこでニュートが、見破ると

グレイブスこそが、グリンデバルト(ジョニー・デップ)だった

ジョニデ、この頃DV容疑で逮捕されていたのだけど(汗)まさかの

ダンブルドア先生と戦った黒幕役か

グレイブスをムショにブチこんだは、いいけれどマズいのは、一連の大騒動を

ノーマジ(一般人)に見られたからには、記憶を消さなくてはいけない

これだけの大騒動、いちいち消していたのでは間に合わない。

『バットマンVSスーパーマン~』で、ヘンリー・カヴィル演じるスーパーマンが、自分が物事を解決する度に、 地球規模の災害が起きると悩んでるアレと同じ次元になってきた。

が、この話は、『バットマンVSスーパーマン~』では、ない。

サンダーバードに、ニュートが作った『記憶を消す青い粉』を空から雨の様に降らせて、ノーマジの記憶を 消してしまおうという事だった、が、これは

ジェイコブだって例外じゃない、記憶を消すのは、ジェイコブとの別れになる。

雨と一緒にNYに降り注ぐ青い粉と共に、ノーマジは、魔法使いが起こした騒動の記憶をなくしていく。
その中にはジェイコブの涙もあった、ニュートにはジェイコブの記憶は残るのに。

それから数日たち、ジェイコブは不本意ながらも缶詰工場で働いている。

そんなジェイコブに、ぶつかってくる1人の青年。
彼はぶつかり際にスーツケースを渡すと去っていった。

ジェイコブが開けてみたら、ニュートとジェイコブが初めてあった日に見た、魔法動物オカミーの卵が詰まっていた。
そして『これを銀行の融資にしてください』という手紙も

ニュートがNYから旅立った後、ジェイコブのパン屋は大盛況だった。

記憶の片隅にあったような、魔法動物をかたどったパンが人気になったらしい

パンを買いに来たクイニーに微笑みかけるジェイコブの姿、で、終わる。

ハリポタのスピンオフで、5作ぐらい続くらしいですが、一作目はあたりじゃぁないでしょうか。

早く感想かかないと、年末年始はヒット作が来るので、慌てて書きました(ってか観に行ったのはいつなんだよ、お前)

そもそも、ニュートが魔法動物を逃がしたから一連の騒動起こってるワケであり(爆)
若き日のダンブルドア先生に必死こいて庇って貰ったのに、ホグワーツ退学処分になった…ワケ…判るような気がする(汗)
魔法動物以外に興味なさそうだもんなぁ~

原作者が脚本段階から参加している割には、原作や既存のファン層に縛られることなく、世界観を広げる形で のびのび作られている所が、良かったと思います。
なんちゅーか、いかにも既存のファンむけ、つーのが苦手なんすよ、だから『ハリポタ』も敬遠していたワケなんですが(おい)

これは割と楽しめました。