原題名:Captain Corelli's Mandolin
クリスチャン・ベールが検索にひっかかってるみたいなので、
脇役でも何かないかな~と思って探してみた
クリスチャン演じるマンドラスに対して、
なんでそこで引いちゃうんだっ!
・・・と、思ってしまったアタシ
原作は20世紀の100冊に選ばれたベストセラー
舞台はギリシャなんだけど、原作者何故か英国人
登場人物の英語が可笑しい
とりあえず、予告編はこちら、あらすじいってみる
時は第二次世界大戦のギリシャ・ケファロニア島
イタリアとドイツの占領兵が、この島に乗り込む中、一人の音楽を愛するイタリア男がやってきた。
男の名はコレリ(ニコラス・ケイジ)。
マンドリンと歌を愛し、実戦の経験もなければ銃を手に取った事もない
最初はイタリア兵を警戒していた島の人々も、コレリ大尉の率いる呑気で毎晩の様に宴会を繰り広げる
陽気なイタリア兵に心を開いていった
島の医者・イアンニス(ジョン・ハート)の娘、ペラギア(ペネロペ・クルス)も、その一人
彼女には漁師であり婚約者のマンドラス(クリスチャン・ベール)が居たのだが、彼は
戦争に行ったきりで、手紙を送っても返事もよこさない
それが戦争から帰ってきたのだけど
字が読めなかったから、手紙読んでなかった
・・・という言い訳には、イスから転げ落ちそうになった(爆)
・・・頭がいいクリスチャンがこんな男の役をするなんて(涙)と映画の中盤部分でヨヨヨと
泣いたけど
またさぁ、ペラギアも、マンドラスが字が読めないって何で気が付かないの(涙)
戦地に手紙送る前に『手紙送るから誰かに読んでもらって』ぐらい言えばよかったじゃん(号泣)と
つい思ってしまう。
それか、アレだろうか?
ペラギアがあまりにも賢い(医者めざしてるお嬢)だから漁師のマンドラスは、
そんなコト男の沽券にかけていえるか!だったんだろうか?・・・それはありえる、うん(号泣)
それなら戦地にいる周りの男どもが察するべきじゃなかったのか?
なんつーても100通送って、本人『何が届いてるんだろう?』と読んでなくて、
最後の最後辺りは、周りがようやく『どうやらこの男、字が読めないんじゃないか?』と気が付いて、
手紙を読んだ→あわてて故郷に帰った(滝汗)というフシは、なんなんだと
で、マンドラス、帰ってきたら、愛しのペラギアは、占領軍の男・コレリと何故かいい雰囲気になってる
ペラギアのオヤジも、ちゃっかりモノで、ギリシャが負けたのはドイツでイタリアにじゃないよ、
と言いたそうだ、なんか、この辺り現在のEUの構図を思い出させる
軍が支給する医薬品欲しさにコレリを家に泊めてるのは、ナンだなぁとか思っちゃう
題名こそ『マンドリン』になっておりますが、ニックがマンドリン弾いてるシーンは、あまり出てこないんす。
ポロ~ン、ポロロロ~ン、ぐらいなの
あってもなくてもいいかなぁ~な、感じ
それでペラギア口説けちゃうんだからイタリア伊達男だなぁ~と余計なコトを考えてしまう
そんな婚約者+オヤジを見てるのにマンドラス、反撃ぐらいしろよ、とか思う
演じるクリスチャン、他の映画なら『アメリカンサイコ』から
『ダークナイトライジング』まで、敵役フルボッコに
する役、結構多いのに、今回は、ヨヨヨとなりながら、恋する女性を見守る男性です
この後、クリスチャン演じるマンドラス、反乱軍に身を投じ、いっぱしの男の顔になっていきます。
でもだよ
ペラギアは、たまたま恋した相手がコレリだったから、生き延びられたというのが、後の展開でわかってくる
1943年、イタリア軍降伏の時、ギリシャに居たイタリア兵は、やっと国に帰れると思ったのに、ドイツ兵に惨殺される
もしもペラギアがコレリではなくドイツ兵に恋をしていたなら殺されていた、そんなシーンが出てくる
映画の中で、コレリと親しくなるナチの将校が居て、その人も島の女性に恋をするけれど、島の女性は殺されてしまう
ペラギアとの運命の別れ道がそこだったのだろうと
何千人ものイタリア兵が殺されていく中
マンドラス
コレリだけでもイタリアに逃がそうと船をだします
お前はなんていい人なんだっ(号泣)
そんなにいい人しなくていいよっ(滂沱)!
『ハンコック』みたいなケースなら、まぁまぁこんなコトもあるわいな・・・と心の片隅で思うけど(おいこら)、
お前何やってんだよ!
第一
ニコラス・ケイジよりも、クリスチャン・ベールの方が男前ではないか(そこか)
・・・で、コレリはマンドラスの船でイタリアへ逃げていきます
そして戦争が終わり、コレリはギリシャに戻ってくるわけですね
『戻ってくるつもりなんてなかったんだけど・・・』
・・・といいながら
この作品
原作と違うんですよ(爆)
原作は、ペラギアとコレリの○○シーンは、ないです(時代が時代なんでなかったんだろうと)
でもって、二人が再会するのは、おじいちゃんおばあちゃんになってからwww
・・・これじゃあまりにもビジュアル的にダメだろうというので、若いまま再会させたんだろうと思うんだけど
これ、チラシはビジュアル的に美しくて
どんなに美しい映画なのだろう~と期待しておりますた
・・・見た途端ツっこみがとまらなくなりました(こら)
だ、だって、クリスチャン演じるマンドラス、かわいそう(涙)
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