原題名：The Road Of The Rings:The Fellowship Of The Ring
今週末から『三銃士』公開でございます。
なんとぉ！この映画公開になってから10年以上たつわけっすねぇ、オーリーも『三銃士』で悪役ですもんね。
イライジャの方が先に映画の中では悪役をやったものの、ナカナカイメージわかないっす。
当時映像化不可能と言われていたトールキン原作の映画化、
予告編はこちら、あらすじいってみる
ひとつの指輪は全てを統め、ひとつの指輪は全てを見つけ、ひとつの指輪は全てを捕え、暗黒の中につなぎとめる・・・
それは語り継がれてた物語
冥王サウロンは世界を滅ぼす事の出来る指輪を作り上げそれに自らの欲望をつぎ込んだ。
中つくには指輪の猛威を振るうサウロンの手に落ちようとする瞬間、モルドールの勇者イシルドウアの剣が
サウロンの指を切り落とし、指輪はこの世から葬り去られたかのように見えた
が、イシルドウアは指輪の魔力に魅了され、指輪は持ち主を代え、今にいたる・・・
中つ国第三世紀
ホビット族は111歳になるビルボ・バキンス（イアン・ホルム）の誕生日を祝っていた。
しかしビルボは皆の前から突如姿を消してしまう。
魔法使いのガンダルフ（イアン・マッケラン）はビルボが拾ったという『指輪』が原因ではないかという。
それはまさしくサウロンの指輪。持つ者を虜にし破滅に追いやる。
ガンダルフはビルボの養子・フロド（イライジャ・ウッド）を呼び寄せ、『指輪』を探し出し『滅びの山』に
捨てる旅に出るように命じる
フロドは親友のサム（ショーン・アスティン）、メリー（ドミニク・モナハン）、ピピン（ビリー・ボイド）、と共に旅立ち、
ガンダルフは白の魔法使いサルマン（クリストファー・リー）の元にいくので途中の宿で合流して落ち合う約束をした。
しかしそんなフロドたちの元に『ストライダー』と名乗る剣士が現れ、ガンダルフは来ないことと、『裂け谷』に向かうことを
命じられ、行ってみると、弓の使い手でエルフの王子・レゴラス（オーランド・ブルーム）、ドワーフのギムリ（ジョン＝リス＝デイヴィス）、
ストライダーことイシルドウアの末裔、アラゴルン（ヴィゴ・モーテッセン）がいた。
その一方でガンダルフはサルマンの裏切りにあっていたとは誰もが予測だにしなかった・・・
技術的＋俳優＋監督＋ロケ地などの問題もあり『映像化不可能』といわれていた以前に、この原作小説。
『ホビット族の説明』つー冒頭の説明文はすっとばさないと読むのを挫折しそうになる小説でした・・・
公開当時、個人的にかなり落ち込んでた時期なのでこの映画、映画館で観ている記憶がないんでございます（涙）
・・・のでこの時期以降、話題作だから観ようという観点は捨てて、観たい映画だけ観ようと思うようになりました。
これだけの映画なんで、背景美術が素晴らしいです
某クルーズのお蔵いりファンタジー『レジェント/光と闇の伝説』を手がけた人が美術を手がけているのだけど、あの時から
ディティールに凝った仕事をする人でもったいないなーと思ってたら、ようやく『20年たって』開花してよかった・・です。
『ゴットファーザー』と同じ感じで、沢山の人間が出てくる群像劇ではあるのだけど『あの人ダレだったけ？』ということはない。
それぞれが生きているという観点や、『指輪』という十字架を背負うというのはキリスト教に近いものを感じました。
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