ハードル
新しい世界
最近のお気に入りの、メガネ。
世界ってこんなにクリアだったんですか~!!
ちょっと見えすぎだろう、信じられないワヨ、と言う感じで、もっぱら
”外を眺める望遠鏡代わり”
に使っているわけですけれども。
それにしても、6階の我が家から、通りを歩く人の表情までばっちり見えるなんて、知らなかった。
これまで私は自分が見えないから下からも見えるわけないだろう、と窓際をパンツ一丁でウロウロすることもあったのだけど、こりゃ、見えてるな・・・・
それにしても、見えるって本当にスバラシイ。
珍味
ソファにごろ寝しながら本を読んでいた私のところにやってきたダーリン。
おもむろに私のおな かを優しくさすりながらひとこと。
「オートロ・・・・」
あ、ありがとうございます。
そんな上等に見えましたか。
先生!
ダーリンがゲームを開発した。
その名も、
この漢字、意味はナンでしょう?ゲーム。
中英辞典をぱっと開き、そのページにある一文字を出題し、その意味を答えるという、外国人相手にはお話にならないゲームですが、緑の目の彼とは言え中国語を勉強すること10年弱、たまに漢字の書き順を指摘されたりしますから、手ごわいです。
まずは彼から。
「じゃあ、この意味はなーんだ?」
匍 (ちなみに彼が紙に書いた)
「簡単簡単。ぶどうのぶでしょ。グレープグレープ。」
「それは(といい、上に草かんむりを書き足し)葡。でも似てます。ぶどうはどうなるか考えて」
「あー、じゃあつるだ、つる」
「違いまーす。正解は 這う でーす」
「・・・・・あー、そうね、ほふくのほでしょ、匍匐」
「えっ、どーして分かったの?!」
はい?その驚きの意味が分かりません。日本人ですよ、私。
「じゃあ、これ知ってる?(と書く)」
姑
「知ってるよ~、だんなさんのおかーさん」
「すごい!!」
いえ、日本人ですから。まだまだ君も若いですな。
そして最後に私が読んでいた本を見て
ベトナム
びえトナム
「どうしてこれ(びえトナム)じゃなくてこれ(ベトナム)なの??」
「・・・・うーん、簡単だから?」
この手の質問には弱いのよね。
もっと勉強します。
悲しいお知らせ
なんだかここのところついていないようで、会社のPCが壊れた。
何とか修理されて戻ってきたけど、ふうふう言っていていつだめになってもおかしくないような・・・・
隣の席のKちゃんが
「ねー、メッセンジャー入ってないの?」
と聞いてきた。そういえばもう一度サインアップしないとね。
すごーく静かなオフィスでは、雑談はチャットで(!)が定番。
「ちょっと言いにくいことあるからさ~」
とKちゃん。なになに?今日無断遅刻してきたYくんのことかな?
彼は今月いっぱいで辞めるから、最近ダレてるよね、なんてことかと思っていたら
『私も新しい仕事見つけたの・・・・』
なに~!!!
そうなるんじゃないかとは思っていたけど、もうですか?!
転職が当たり前の香港とはいえ、今のチームには不安材料がありすぎるもんね。
『切ないけど、正しい決断だと思うよ。おめでとう』
たてつづけに2人も辞めるとなると、さすがにへこむよなあ。
なんてしんみりしてしまった。
でも、このKちゃんって、実は
うそつき
なんだよなあ・・・・・
まさか、ウソ?
はじめての・・・
陸の孤島
あなたは神を信じますか
こんなはずでは
これから一緒に生きていこうと決めたふたり。
なーのーにー。
先に進まない。
どこから手をつけていいのかもわからないし。
日系の本屋さんで情報誌を買ってきたけど、結婚式と言うのは業者に頼むものなんですね!!
しかも、準備に最低半年?!
シラナカッタ・・・
と言うことは私はまず香港の業者を当たらなければいけないのか?
場所にしても、誰かを招くとなるとよく考えなくちゃいけない。香港は避けたいなあ。じゃあ日本?彼の国?
「私、おじいちゃんとおばあちゃんも呼びたいな。」
「僕だってそうだけどさ、彼らは"Movable"じゃないからね。おじいちゃん、幾つ?」
「うーん、もうすぐ90かな?」
「うちのおじいちゃん92」
「・・・・・」
ヒコーキには乗れないか?!
面倒なことになりそうなのでいっそ入籍だけにしようかとも考えたけど、戸籍謄本やらなにやら取り寄せないといけない。しかも領事館のHPで調べたら、相手が外国人の場合は香港方式・・・とやらなんやら。こっちもめんどくさっ!
ところで戸籍がないダーリンの国では"入籍"という概念はあるのか?
「ねえ、君の国も結婚するときは"婚姻登録"みたいなのがあるわけ?」
「ええっ!?よくわかんないよ。結婚したことないし!!(なぜかすごく焦る彼)」
挙句の果てに
「ふたりでラスベガスで結婚する?」
と無責任なことを言いながらダーリンは長期出張に出かけてしまった。
どうする・・・
トイレットペーパー問題
忘れないうちに、トイレットペーパーを買っておこう。こういうところで、日本はすごい、と思う。
日本だったら、「ハズレ」を引く確率は比較的低く、セール品に飛びついても問題ないことが多い。でも、香港では「安かろう、悪かろう」がしっかり存在する。
これまで、紙の質が悪かったり、なんだかよく分からないけどあっという間になくなってしまったりという経験をし、とりあえず高いけど、常用のブランドを決めている。
たまたまそのブランドがスーパーでセールになっていた。「3つで90ドル!」うーん、魅力的だけど、3つ買っても置く場所がない。ひとつ手にしてレジへ。
レジ台に置いたとたん、レジ係のおばさんがなにやら言っている。よく分からないので考えるフリをしていたら隣のレジのおばさんが
「これ、1つだと36ドルだけどいい?」
と英語で通訳してくれた。いいよ。ちょっと高いけど、3つも持ってかえれないから。
帰り道、アパートのエレベーターで一緒になったおばあさんが突然声をかけてきた。
「これ、いくらだった?」
「あー、さんじゅう・・・(ほんとのこと言ったら高いって言われそうだし、でも”三十いくら”って広東語でなんだっけ・・・)」
と考えているうちにおばあさんは30ドルだと思ったのか、私のもつトイレットペーパーに向かって何か言いながらエレベーターを降りていった。
そのブランドはよくないよ、といったのか、高いわねえ、と言ったのかは定かではないけど、なんだかみんなが私のトイレットペーパーを気にしている気がして、おかしかった。
もしかして、高品質のトイレットペーパーを少しでも安く買うことは、香港女性にとっても重要な課題なのかもしれない。ただでさえお金に厳しい世界である。おばあさんのような経験豊富な先輩に的確なアドバイスがもらえるように、もっと広東語を勉強しないといけないなあ、と思ったのだった。
