身近な人がウツになったら… | 選択理論マニアのためのトリセツ

選択理論マニアのためのトリセツ

心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんばんは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。

うつ予防の記事でとても参考になる記事として紹介させていただいた

上田美穂さんの「うつの薬を飲む前に読むブログ」

で、昨晩、私の記事をご紹介いただきました・・・
(たいへん光栄でございます♥akn♥



すると、なんということでしょう…キラキラ


選択理論の考え方にご興味をお持ちいただいた皆様から
次から次へと読者登録をいただき・・・

とても驚いております。

(だって、こんなマニアックなブログですから…汗☆

いや…純粋に嬉しいです。

ご自身や周りの大切な方のメンタルヘルスに
この選択理論の考え方を用いることは、
グラッサー博士の望んでいることでもあります。


・・・で、今日は、「うつ」に対する巷の(?)話題から一つ。


「うつ」の人に対して

「がんばって!って言うたらあかんのでしょ?」
という見解。(なんで急に関西弁…なんでやねん


これ、ホントによく尋ねられます。

まるで、うつに関する都市伝説まじのように
多くの人がこれだけは知ってる・・・みたいな?



なんで「がんばって!」が良くないのか…

それは多分、
うつになるような人は、本来真面目で
自分なりの方法で、すでに頑張ってきているはずだから
という側面があります。まじめ

不真面目で、アバウトで、いい加減な人のウツって、
ほとんど聞かないでそ?えへ・・・


そして、「がんばって!」ということで
“これはあなたの問題で私には関係ない…”という
突き放し感が伝わってしまう可能性もあります。拒否


でも、選択理論の立場からすると、うつの回復にとっては

「ほんなら、なんて声かけていいのかわからん・・・」
(だからなんで関西弁…なぜ

と、関わりが放棄されることの方がマイナスです。




グラッサー博士は、基本的欲求の中で

「愛・所属の欲求」がもっとも重要だといいます。


それは


「大切な人々とあたたかな関係を築くことはすべての欲求充足の基本となる」

ためです。


私たちがより良い欲求充足の方法を身につけるとき

誰かとのあたたかな関係は欠かせないものなのです。




私個人としては、「がんばって!」の言葉そのものに罪はないし

それを伝えることで関係が近づくなら、まったく問題ないと思っています。



「がんばって!(それはあなたの選択なんだから私には関係ないわ…知らん)」

という突き放しではなく、


「がんばって!(私が言うようにすればいいんだからさ…顔)」

というこちらの強制でもなく


「がんばって!(私はあなたのことをちゃんと見てるよ…niko*)」

という つながりを強くする思いのもとに。


人は、孤独では回復できないのですからnod

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