誰をコントロールしたいですか? | 選択理論マニアのためのトリセツ

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心理カウンセラー渡辺奈都子が選択理論に関するマニアックな気付きを書いているブログです。

こんにちは。
選択理論マニアの会 代表のnatsukoです。


学校の授業での一コマ・・・
(私は専門学校で「心理学」という科目を担当していて、ほとんどすべて【選択理論】の話をしていますえへ・・・


外的コントロールの説明をする中で、彼らに尋ねました。

「もし誰か一人をコントロールできるとしたら、誰を変えたい?」

本来は、他者はコントロール出来ないということを教える場面ですが、
敢えてこんな質問をしてみるのが面白い…☆


girl*「お姉ちゃん。」

にぎにぎ「彼氏だよぉ~」

山下智久「親父…」

目金欠流「母親かな」

あべさん「A先生!」


・・・っと、思った通り☆


きっとこれが一般公開講座なら、

母「子ども!」

女の子「夫(or妻)!」

怒りオヤジ「上司(or部下)!」

などが連呼されるのでしょう苦笑






私たちは自分のとって近しい人ほど、
コントロールしたいと(しなければならないと)思っているようです。


グラッサー博士は、
多くの人は相手を変えることを義務とさえ感じている何ですと?
と言っています!

つまり、自分にとって近しい人ほど、
その義務感が大きくなるということなのでしょう。




でも、残念ながら、その義務を果たすことはできません。

私たちは、自分で自分のことを決めたい(コントロールしたい)という
欲求を持っているためです。(↑自由の欲求ねちょうちょ


そして、誰もが感じるように
自分をコントロールしようとして近づいて来る人を好みません。

よって、近しい人をコントロールしようと試みることは
その人間関係を遠ざけてしまうことに繋がります。



「コントロールしたい!(変わって欲しい)
思う(願ってしまう)ことはやめられなくても凹あせ

「コントロールしよう!
(変えさせよう)
関わる(行動する)ことはやめられまするん
キラキラ



大切な人間関係が断絶する前に、
コントロールしなくては…という義務感を手放すことが肝要なようです。



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