こんにちは! 鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師の坂本です。
今年の夏は… 猛暑ですね。
日本の夏は、暑さに加え湿度が高すぎることも問題になっています。
果たして、この厳しい暑さに打ち勝つための対策はあるのでしょうか…??
ズバリ、この時期の不調を予防するには脾胃(≒胃腸)を守ることが大切です。
冷たいものをカブ飲み→ 消化力低下→ エネルギー不足→ 更に暑さに弱くなる
…という悪循環を断ち切らなければなりません。
夏バテで元気が出ない、体がだるい、食欲が出ない…
そんな時に、鍼灸治療を受けてみてはいかがでしょうか。
鍼灸は、ツボ(経穴)を刺激することで内臓機能を調整し、体の回復を促すことができます。
ツボの刺激で体調が回復する。とても不思議に思えますが、中国では「内病外治」 「鍼薬同効」という言葉が
あります。内の症状は外から治すこともできる、鍼と薬は同じように効果があると考えられているのです。
さて、ここまで読んでくださった皆様に、自分でも押せるおススメのツボをご紹介しましょう!!
陰陵泉 (いんりょうせん)
陰陵泉の適応症状
食欲不振、慢性下痢、吐き気、疲労倦怠感
脚のむくみ、頭重感、めまい、ふらつき
膝の痛み、下肢の痛みなどで
雨の日や湿度が高い日、水分を取り過ぎた時に
症状が増悪するもの
ツボの位置
下腿(ふくらはぎ)の内側の、骨の際をさすり上げて
自然に指が止まるところ
効果を出すためのコツ
・効きそうなポイントを繰り返し探ってみる(ツボの細かい位置は人それぞれ)
・皮膚面に対して垂直に押す(1回につき30秒×3セットが目安)
・ズシーンと響く、重だるい感覚があれば効果的!
猛暑を乗り切るために、鍼灸治療やセルフケアを取り入れてみてはいかがでしょうか。
~毎週木曜日のみ~
東西薬局附属の鍼灸院です。
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