音楽ばっかりやってても!?専門性と総合力 | ふる〜との魔法〜調布フルート教室プレリュード

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憧れの音色を奏でてみませんか?

昨日久しぶりにブログを更新しました。



「ひとつのことがすべてに通じる」


じゃあ、全てのことができるようになるためにひとつのことをやるのか。


この絵はお友達のさちこちゃんが、私と対話した後に感じたことを絵にしてくれました。

さちこちゃんのインスタは1番下にー。


全てのことってなんなんだろう?



【総合力】って、大切なことだと思います。


大学なんか「総合なんちゃら学科」というようなものがとても増えています。


そういった学科を出ていたら、総合的にバランスの取れた人になれるのか?総合力って教えてもらうものなのか?


私は違うって思っていて。


音楽を学ぶことを通して、全てのことを体得させてもらった、そんなふうに感じている私が、なぜ、全てのことが体得できたのか、と考えてみると、やっぱり、音楽を、フルートを一生懸命やったから。


音楽を知るために、もっとフルートが上手にやりたくて、そして、1人ではできない音楽を仲間とやるために。


いろんなことを考え、いろんなことを身につけ、音楽の学びの場以外で知ったことや経験したことが結びつき、全体を見る力や、いま必要なことを見つける力を育ててきたように感じています。


音楽を、フルートを経験すること、学ぶことは、絶対他のことに良い影響を及ぼす。


でもそれは、他のことに対しても良い影響があることを念頭に置いてやることではなくて、やっぱり音楽をやる。フルートを吹く。


その時に必要な、歴史のことや、言葉のことや、はたまた、なぜ音が出るのか?と言った物理学的なことであり、そのためにどんなふうに体を扱うのか?という生理学的なことに気が付きながら、音楽に、フルートに向き合う。


音楽ばっかりやってても意味がない。


そんなようなことを周りから言われたり、そんなエネルギーを感じながら、「でも、やっぱりやりたい」とい反発心のようなもの持ちながら音楽をやってきました。


やらせたい習い事ランキング、みたいなものを作ったらわりと上位に上がってくる音楽ですが、どっぷりそれに浸かっていると心配されるものでもあります。


音楽に取り組むことは、長い目で見ると、心豊かに、そして、でも、わりと数学的な即物的な視点も育ち、身体を使って音をだすので(使うのは楽器じゃなくて身体なんです。実は。)頭と身体もしっかり繋がり、とてもバランスのよい取り組みだと思う。


でも、そのプロセスは、総合的ではなく、やっぱり音楽をやる。楽器をやる。練習する。


ひとつのことに集中して、時間をかけて。


矛盾するようではありますが、それが本当のこと。


ひとつのことをやった結果総合力がついてくる。


専門性の高い人ほど、結果、総合的なものの見方もできるようになる。


そんなふうに感じています。


音楽指導をされる方のための、主に、生徒さんや親御さんとのコミュニケーションにフォーカスしたコンサルというか、相談というか、そういう時間を作っていきたいです。

 

もし興味を持ってくださる方がいたら下のフォームからお問い合わせください。

 

ご相談はオンラインで承ります。






フルートのレッスンは対面で行っています。(東京都調布市・最寄駅からは3分ほどです)






絵を描いてくれたさちこちゃんインスタはこちら