こんにちは。
調布市てフルートの指導をしています、原嶋由紀です。
小学生以下のお子さんのピアノとリコーダーのレッスンをさせていただくこともあります。
1つ前の記事に、テクニカルな練習も音楽的に、私が心がけていることを書きました。
練習する時、もう2つ、心がけていることがあります。
もう3つかな(笑)
1つは、楽器に息を吹き込んだ時に、楽器が喜んでいるかどうか。
2つ目は、楽譜を見ながら奏でたときに、楽譜が喜んでいるかどうか。
3つ目は、吹いている時に、自分の体が喜んでいるかどうか。
こういうことを言うと、「すごくスピリチュアル!」と言う方もいましたが、私は全然そう思っていなくて。
でも、スピリットを「魂」と考えるとスピリチュアルなのかもしれないけれど。。。。
脱線しそうなのでここまでに。
楽器に気を吹き込んだら喜んでいるかどうか。
楽器が嫌がっていると、音がならなかったり、音が割れたり。
吹き方が間違っているからうまくいかないのではなくて、楽器が喜んでいないからだと感じます。
楽譜が喜んでいるかどうか、と言う感覚は、もしかしたら、楽譜を通して、モーツアルトやバッハ、作曲者たちと対話をすることかもしれません。
音楽は言葉だとしたら、楽譜は手紙や本のようなもの。
それを書いた人がどんな意図を持ってそれを書いたのか、感じる時間です。
そして、それをする、自分自身の体が喜んでいるかどうか。
喜ぶと言うと、楽なことばかりしそうな感じですが、そうでもなくて、時には、やだーこんなの、と言うくらいキツイこともあります。
が、その結果。いい音が出ていい音楽が奏でられたら体は喜んでくれるのです。
どうでしょう。
どんな感じかな?
私はいつもそんなことを感じながら音楽に向き合っています。