合宿から帰ってきた息子、

 

1週間ほどバイトに行かず悠々自適な生活を送っていました。

 

(こりゃ最終試験に行くまでモヤモヤしそうだなぁ)

 

そう思っていました。

 

ところが、バイト再開してから数日たった日、

 

「明後日、最終試験受けに行くわ」

 

(おおー早いやん!)

 

「そうか、電車で行くのか?」

 

「うん、でも行き方が分からん」

 

息子は妻に相談して、ナビタイムであーだこーだと調べてました。

 

そして、

 

「明日5:40に出るわ」

 

「はやっ」

 

「行けるかどうか不安やから早めに出るわ。朝の試験受けて、もし落ちても午後からもう一回受けれるらしい」

 

「へぇーそうなんや」

 

1日で2回受けられるなんて知りませんでした。

 

息子はそのあと0時まで試験勉強をしていました。

 

 

 

次の日。

 

本当に5:40に家を出た息子。

 

私も妻も日中、仕事をしながらLINEをチェックしていましたが、

 

息子から何も連絡がありません。

 

昼休み中に我慢できず、

 

「無事付いたか?」

 

とLINEしてみました。

 

数分後、返事がきました。

 

「付いた。もう少ししたら試験」

 

ん?今から試験?もう午後やけど。。

 

 

 

それから夕方まで一切LINEが来ませんでした。

 

私は嫌な予感がしました。

 

こういう時、息子は合格したらLINEしてくる性格なんですよね。

 

おそらく落ちてるな。。

 

 

 

日が暮れたころ、

 

ようやく息子が帰ってきました。

 

家には妻も帰ってきていました。

 

「ただいまー」

 

「おかえりー遅かったね。どやった?」

 

「受かったー」

 

「まじ!?おめでとう!」

 

なんと、息子は受かってました。

 

以下、息子から聞いた一部始終です。

 

・1本目の電車には間に合った

 

・2本目で逆方向の電車に乗ってしまった

 

・1時間ぐらいかけて戻ってきたが、また違う電車に乗ってしまった

 

・結局電車だけで4時間かかって午前の試験に間に合わなかった

 

・合宿で一緒だった友達は午前の試験で受かってバイバイ

 

・午後の試験を受けて無事合格した

 

・ヘトヘト

 

 

 

「というわけでめっちゃ疲れたわ」

 

「はははは!なんともネタの宝庫みたいな1日やったなぁ。駅員に聞けばええのに」

 

「そやねん。次から聞こうと思ったわ」

 

「でもわかるで。聞くのってなんかこっ恥ずかしいよな」

 

「うんそう、なんか恥ずかしい」

 

「とにかく免許取得おめでとう」

 

「ありがとう。家の車運転したいわー」

 

「家の車な。実は保険の年齢制限が35歳以上やから運転できないねん」

 

「え、そうなん。まあマクドの配達のために取ったから別にええわ」

 

 

 

息子が思ったより早く取得したので車の保険変更が間に合ってません。

 

でも新車をぶつけられると嫌やしなぁ

 

前の車やったら「どうぞどうぞ」やったのになぁ

 

1日保険っていうのがあるみたいなので調べてみよう

 

 

 

さて、

 

我が家の次の目標は、

 

”息子が就職に向けて動き出すこと”です。

 

ちょっと漠然としているのでまずは息子と話をすることですね。

 

今はバイトをがんばっているし、マクドの配達を始めたらその話も聞きながら、かな。

 

 

 

とにかく、今は息子が車の免許を取ったことを喜びます。

 

数年前は夢のまた夢でしたから。

 

夢はちょっとずつ叶うものなんですね。

 

いろんなことに感謝です。